ちょっと贅沢な木の器

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こんにちは、KOHNOです。前回のブログはいかがでしたでしょうか。今回のブログは、オンラインショップの特集記事のアーカイブになります。

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ちょっと贅沢な香川漆器を楽しむ

香川漆器(かがわしっき)は、香川県高松市を中心に生産されている漆器のことで、江戸時代の藩政の保護を受け、品質と生産量ともに着実に発展してきました。

多彩で優雅な色漆が美しく、使い込むうちにしっとりとした手触りと美しい艶が出て、割れにくい漆器となっていく。
使い込むことで生まれる変化を楽しめるのも、香川漆器の大きな魅力です。

今回ご紹介するのは、香川県にて1964年に創業された漆器工房・川口屋漆器店が、2015年にスタートした漆器プロダクトブランド『87.5(ハチジュウナナテンゴ)』の漆器たち。
ブランド名の『87.5』は「四国・香川産の漆器をもっと知ってもらいたい」という想いから、四国88ヶ所巡りの87番→88番への道中にある工房の場所から名付けられました。

いつもの暮らしの中で、幸せを感じられる道具

漆は、古くは福井県鳥浜貝塚から縄文時代前期と考えられる朱塗りの櫛が見つかるなど、装身具や容器の塗料として使用されてきました。
漆を塗ることで、器の防水性・耐熱性・耐久性が高まります。

『87.5』の漆器は、そんな伝統工芸の技術を用いて「いつもの暮らしの中で、幸せを感じられる道具」として、香川県の職人たちが丁寧に作りあげています。
10年15年と使い続けられる、親しみやすく丈夫な漆器。

天然の漆器は、プラスチック製品や陶器、ガラス製品にはない特徴として、使い込むうちに本当に美しいツヤとしっとりとした手ざわり感が出てきます。
陶器やガラス製品に比べて割れにくく、熱も伝えにくいので、熱い汁物を入れても安全に取り扱うことができます。

『87.5』のプレートは、和風イメージの漆器商品を洋風に仕上げており、レトロな雰囲気も感じられる逸品。
色を装飾した漆器は、テーブルウェアを華やか且つ贅沢にしてくれます。

縁起物の独楽塗漆器

ろくろのひき目に沿った色塗りなどで、同心円状に色分けして塗った文様・独楽塗(こまぬり)の菓子入れは、かわいいお手頃サイズで使いやすい器。

縁起物である独楽は「よくまわる」ことから、ものごとが滞りなくまわるように、円満にまわるようにとの意味もあり、商売繁盛・五穀豊穣・家内安全などの願いが込められていることから、インテリアとして飾って楽しむのもおすすめです。

電子レンジや食器洗浄乾燥機はNGですが、合成洗剤やスポンジは使ってもOK。 香川県の職人が丁寧に作りあげた漆器で、日常を少し贅沢にしてみませんか?

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 皆さんすごいですね。私は一行書くだけで10分ほどかかります。ですが、読むのは早いですよ。ああこんな器があるのか、今は此のような見方をするのか、勉強になります。平易な書き方でや良くわかります。頑張ってください。

    • コメントありがとうございます。
      もっといい記事が書けるように励みますので、これからもお楽しみください。

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