業務用ベストセラーのワイングラス

三谷
三谷

こんにちは、三谷です。前回のブログはいかがでしたでしょうか。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

夏はビールと肉ですが、お盆を過ぎ、涼しくなると旬を迎える食材が多く出回ります。
水分を多く含んだ夏野菜から、夏に失った体力を回復する栄養素をたっぷり含む、深い旨味を持つ食材が食卓の中心になる季節。
さらに11月にはボジョレーヌーボーが解禁され、ますます美味しい料理に合う酒が恋しくなります。

ただ、ブログで語る程のワインの知識のない私には、ボショレーや高級ワイン(私にとって過去最高は5000円)もスーパーのワンコインで購入できるワインもはっきりと違いがわかりません。

しかし、飲み口が肉厚なワイングラスで飲むワインより、薄い口当たりのグラスで飲むワインのほうが美味しく感じます。(食器屋の意地です!)
ワインの事を勉強してワインのうんちくをいつか語りたい・・・・今日この頃です。(ちなみに芸能人格付けチェックでは5000円ワインは安いほうです・・・)

今回は業務用でよく売れているワイングラスをご紹介します。

ホテルやレストランのスタッフの方に「お勧めのワイングラスは?」と聞かれると、私は東洋佐々木ガラスの「ファインクリスタル」をまず、お勧めします。
無数に種類のあるワイングラスの中でのお勧め点は、①デザイン②薄肉厚なのに強い、この2点です。

1点目のデザインですが、「パローネ」ライン、「ディアマン」ライン。この2ラインは2009年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

「パローネ」は、幅広いシーンに映えるフォーマルエレガントライン。ふくよかなシルエットのカーブがどのアイテムも洗練されていて綺麗にまとまっています。

「ディアマン」は、トレンドのティアドロップ形状のカジュアルモダンライン。すっきりしたシルエットのカーブがバランスよくまとまっています。

2ラインとも、製品デザインは海外の同等品より製品高さをやや低くするなど、日本の食生活での使い勝手を熟知した日本人デザイナーの設計思想により、日本での個食スペース、収納、昨今のワンプレートで済ませる傾向のコーディネート時も考慮し、輸入品とは一線を画したデザインです。

ちなみに一般的なワイングラスの選び方は、白ワインは小ぶりなグラスを使います。白ワインの香りを逃がさず、冷やしたまますっきりした味わいが楽しめます。赤ワインは一概には言えませんが、味や香りが複雑なので大ぶりなグラスが使われ、香りを引き立てます。ホテル、レストランではさらに、ブルゴーニュやボルドーも専用のグラスを使用します。

私の家では食器棚のスペースの都合で一番小ぶりなグラスを使用しています。ブルゴーニュやボルドーグラスは大きすぎて入りません。(悲)

2点目は強度です。脚付クリスタルガラスの弱点である薄肉厚による取扱い破損や洗浄機でのアルカリ洗剤による白化現象など、業務用で使用される事を想定した頻度でもこれらの現象は激減していますのでご家庭で使用されるには十分すぎるほどです。

ファインクリスタルは従来の24%鉛クリスタルに比べて優れた強度がありますが、さらに耐久性、対傷性を備えるために、クリスタルガラスに全面のイオン強化を施しています。
グラス全体に強化加工を施すことにより、口部、ボール、脚、台座の強度も向上しています。

口当たりの良さを重視する為に、口部の傾斜角と口径のバランス、技術的に難易度の高い1㎜以下の薄肉厚にこだわっています。
口部のみ強化されているグラスは口部がリング状に分厚くなり、口当たりがよくありません。また脚や台座は未強化の為、その部分が折れたりチップします。

発売当初にあった広告でワインを含んだグラスに鉄球をぶつける、という斬新な宣伝に度肝を抜かれたものです。(今は動画は観られません)

以上の2点のお勧め点を説明すると、ほとんどの方は納得されてご購入されています。

レストランやホテルでワインを飲まれる機会があったら、グラスの台座部分の刻印を見てください。「FINE CRYSTAL」と刻印があったら、スタッフの方に、いいグラス使ってますね、と微笑んでください。

明日は新人1年生さんのブログです。
また明日お会いしましょう。

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