こんにちは、管理人です。前回のブログはいかがでしたでしょうか。
味覚の秋が到来し、これから段々と寒い季節へ向かっていきますが、この時期になると自然と体が温まる食べ物が食べたくなりますよね。
体の芯から温まる食べ物といえば、そう鍋料理です!
今回は鍋料理を楽しむための知識として、土鍋のお手入れについて書いていきたいと思います。
目次
目止め
まず、新しい土鍋をお家へ迎え入れたときに最初に行うことは「目止め」です。
土を原料とする土鍋は、目には見えない小さな穴が無数に空いています。その穴を塞いで水漏れやひび割れを防止することを「目止め」といいます。
方法は簡単、土鍋でお粥を作るだけです。
それだけ?とお思いになるかもしれませんが、つまりどういうことかというと、お米に含まれるデンプン質で小さな穴の空いている鍋の内側をコーティングして目を塞ぐということです。
それでは次に、詳しい手順と注意点を見ていきましょう。
目止めのやり方5ステップ
一般的な土鍋だけでなく、IH対応の土鍋にも目止めをする必要かあるので、使い始めに必ず行うようにしましょう。
- 水洗いして十分に乾かします。ここで内側に水分が残っていると、火にかけたときにしみ込んだ水分が膨張してひび割れの原因になってしまいます。
- 土鍋の8分目まで水を入れ、デンプン質の食材を入れます。ご飯を入れてお粥にすると、あとで美味しくいただけるのでおすすめですが、他にも片栗粉、小麦粉など、デンプン質が含まれている食材でも問題ありません。
- 準備が整ったら、弱火で加熱します。ポイントは、蓋をしないことです。
- 弱火で1時間程度煮立てたら、火を止め、そのままの状態で一晩おいて自然に冷めるのを待ちます。
- 鍋が完全に冷えたら中身を取り出して水洗いをし、よく乾かしたら目止めの完了です。最初の水洗いと同じく、はやる気持ちを抑えて水分がなくなるまでしっかりと乾かしましょう。
まとめ
目止めは土鍋を長持ちさせるメンテナンスの1つです。
使い始めだけでなく定期的に行うようにすることで長く使うことができるので、ぜひお試しください。
来週はKOHNOさんのブログです。
また来週お会いしましょう。
コメント