こんにちは、管理人です。前回のブログはいかがでしたでしょうか。
食事をする器という点では、和食器も洋食器も同じ目的で使われます。
段使いする分にはあまり意識はしないと思いますが、来客時やかしこまった席で食事をする際には意識的に器を選んで使う場面があるかと思います。
意識の上では和食器と洋食器のそれぞれで違った印象を持っていますが、器の特性や食事作法、食文化などに目を向けるとその違いがはっきりと見えてきます。
それでは、和食器と洋食器の違いについて詳しく書いていきたいと思います。
和食器の特徴
和食器とは、和食に用いる器の総称であり、主に茶碗、お椀、お皿、鉢、丼、箸などが該当します。
和食器の特徴としては、器の形や深さが様々あり、料理ごとに用いる皿の形や深さが異なります。
また、和食器は陶器製であることが多く、色合いは一色ではなく様々あるのが特徴的です。
洋食器の特徴
洋食器は、フレンチやイタリアンなど、いわゆる洋食を彩る食器として活用されています。
シンプルな白色のお皿に、フォークやスプーンを使用する特徴があり、コース料理に重宝されている食器です。
食器を揃える場合、洋食器はメインディッシュ、サラダ皿、パン皿、スープ皿、コーヒーカップ&ソーサー等の1枚ずつを1セットとして2人分、4人分、6人分というように偶数人数分を同じブランドの同じシリーズ物で統一感を持たせて揃えるのが一般的です。
素材は、ナイフやフォーク、スプーンといった金属製のカトラリーを使っても傷つかない、硬い磁器製がほとんどです。
また、テーブルに置いたまま食べるという食文化を持っています。
食文化の違い
器を手に持って箸を使うという文化は世界でも他にはありません。
韓国や中国でも箸は使いますが、器を持ち上げて食べるのは無作法とされています。
一方の洋食器は、テーブルに置いたまま食事をすることが基本なので、器には触れずに上から見ることが多く、白いプレートをキャンバスのように見立て、飾りの食材やソースでアートのように盛り付けを楽しんだりします。
器を持つ・持たないという食文化は、器の重さにも表れています。
和食器は手に持ちやすいように軽く、洋食器はそれに比べて重くなっているのです。
まとめ
- 素材
- 重さ
- 揃え方や楽しみ方
- 食文化
ここまで和食器と洋食器の違いについて取り上げ、それぞれの特徴について書き綴ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
洋食器は同じブランドをセットで揃えてテーブルを一枚の絵画のように彩り、和食器は色や形の異なる器を揃えて様々な器の表情を楽しむ。
さらには、食事に関する習慣やマナーの違いが食器の違いにも表れているというのはとても興味深いですよね。
食器を選ぶときには、家族用や一人暮らし用、値段の高さや安さなど基準があると思います。
次に器を手に取るときには、ぜひその形や材質・重さにも着目してみてください。
また違った食の楽しみ方に出会えるかもしれません。
明日はまたわたしのブログになります。
また明日お会いしましょう。
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