こんにちは、KOHNOです。前回のブログはいかがでしたでしょうか。今回のブログは、オンラインショップの特集記事のアーカイブになります。
Villeroy & Bochの歴史
創業から270年余りを数え、世界で最も歴史ある陶磁器メーカーの一つとして発展を遂げているVilleroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)はドイツの優れたテクノロジーとフランスの繊細なファッションセンスが融合したダイニング&ライフスタイルブランド。数々の名作は世界中の多くの人々を魅了しています。
デザインはもちろんですが、ここまで多くのファンを生み出した歴史にも注目です。
1748年 創業
後期バロック時代、ドイツ人フランソワ・ボッホはヨーロッパ中心部の自治国家ロレーヌ公国オーダン・ル・ティッシュにおいて「手に取りやすい価格で高品質な陶磁器を作る」というビジョンを掲げ、陶製テーブルウェアの製造を開始しました。
1976年 ルクセンブルクのセットフォンテーヌに陶磁器工場設立
ロレーヌがフランス領となり、様々な特権が適応されなくなった為、ボッホの3人の息子たちはオーストリア領ルクセンブルク市郊外のセットフォンテーヌに新しい陶磁器工場を設立しました。
時の女帝、ハプスブルク家マリア・テレジアの庇護を受け、課税や地代免除などの特権を得ることができました。
それによりビジネスの規模を拡大し「王室御用達」として王室の紋章を付けることを許可されます。
1791年 ニコラ・ビレロイが陶磁器工場設立
創立者の一人であるニコラ・ビレロイはヴァラーファンゲンに陶磁器工場に設立しました。
1809年 ベネディクト寺院(現本社)買取
ボッホ家はドイツ ザール川沿いのメトラーにある寺院を買い取り、近代的な陶磁器工場へと造りかえます。
1812年には働く職人たちにより「アントニウス組合」が結成。
ドイツ初の福利厚生法を定めた際のモデルになり、そのことによりボッホ家は貴族の爵位を与えられます。
1836年 ビレロイ家とボッホ家が合併、ビレロイ&ボッホ社設立
陶磁器市場において地位を築くためジャン・フランソワ・ボッホとニコラ・ビレロイは各々が所有していた3つの工場を合併し、ビレロイ&ボッホ社が設立されます。
そしてジャン・フランソワ・ボッホの息子とニコラ・ビレロイの孫娘が結婚。
二人の結婚により、ボッホ家とビレロイ家は公私共にパートナーに。
家族の絆は更に深く強まり、今も続くVilleroy & Bochの礎が築かれました。
誰からも愛されるVilleroy & Boch
王室からも愛されるVilleroy & Bochの製品の中でも、細部にいたるまで技術が光る「ロックシリーズ」。
岩盤のようなリズムとなめらかな見込み部分を、自然に繋げる繊細な仕上げは食器の表情を豊かに、そして盛り付ける料理をさらに引き立てます。
表面は独自の釉薬で薄くおおわれており、精密に計算された細やかなデザインと業務用のハードユースにも耐えうるタフさの両立を兼ね備えています。
ロックシリーズは長い年月をかけて削りとられた岩盤のような表面加工が特徴です。
洋食だけでなく、和食には勿論中華料理にもマッチする優れものです。
季節を問わず使える白は表面が神秘を感じる月のクレーターのようです。
どこか自然の力強さをことのできる「ロックシリーズ」。
ロックブラック
熟練の職人技のコンセプトから誕生。
長い年月をかけて削り取られた岩盤のような見た目は贅沢なひと時を演出してくれます。
ロックホワイト
マットな質感が陰影を作ることにより、料理の立体感を更に際立てることができます。
夜空に浮かぶ満月や新月を思い描きながら食事をとれば普段とは違う格別な食卓を彩ることができます。
自然の力強さを写し取ったロックシリーズが人気なのは見た目だけではありません。
表面はマットな仕上がりながら、特殊釉が施されていることにより非常に傷つきにくく、お店では勿論、ご自宅でのヘビーユーズにも対応する優れものだからです。
無骨な印象の凹凸のある表面が、普段のテーブルウェアにスパイスを加えてくれること間違いありません。
またビュッフェプレートとして重ねて使えば、様々な表情が楽しめます。
そんなVilleroy & Bochのロックシリーズは大切な方への贈り物にも最適です。
Villeroy & Bochは敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、特別な日を彩るアクセントとして、「大人な食卓」を楽しんでみませんか。
明後日はまたわたしのブログになります。
また明後日お会いしましょう。
コメント