毎日の料理に活躍してくれるフライパンは、使いやすさだけでなく調理器具として優秀なものがよいですよね。
そこで本記事では、プロも愛用する業務用のフライパンを5選紹介します。
合わせて選び方のコツもお伝えするので参考にしてください。
業務用フライパンの魅力とは?
業務用に使うフライパンは、家庭向けのものと何が違うのでしょうか?
プロ向け業務用フライパンの、主な3つの特徴を挙げてみましょう。
- 耐久性の高さ
- 軽さ
- 熱伝導率の高さ
業務用のプロ向けフライパンは現場で長時間酷使されることから、家庭向けのもの以上に「耐久性の高さ」にこだわって作られています。
そのため、1つのフライパンを長く愛用したいという方におすすめです。
また、調理のしやすさや手への負担の軽減を考えた「軽さ」も大きな特徴の1つ。
長時間調理をすることの多い方や重いフライパンが苦手の方も使いやすいでしょう。
さらに、料理のスムーズな提供を求められる現場では、調理時間が短縮できる「熱伝導率の高さ」も大切な要素です。
「丈夫で軽く時短調理ができる」そんな3つの理想をかなえるプロ向け業務用フライパンを使ってみたいと思いませんか?。
後半では、家庭でも使いやすいおすすめの業務用フライパンを紹介していくので、ぜひ参考にしてください!
業務用フライパンの選び方
たくさんの業務用フライパンの中から、お気に入りの1枚を選ぶためのコツを押さえておきましょう。
ポイントは次の4つです。
- 素材
- サイズ
- 深さ
- 熱源
1つずつ見ていきましょう。
素材
フライパンの素材には、主に次のようなものがあります。
- アルミ(フッ素樹脂加工)
- 鉄
- ステンレス
他にも、銅、チタンなどがありますが、ここでは上記の3つについて見て行きましょう。
このうち、もっとも一般的なのはフッ素樹脂加工が施された「アルミ製」のフライパンです。
それぞれの素材の特徴を把握することで、フライパン選びがしやすくなります。
素材別にメリット・デメリットをまとめてみましょう。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
アルミ(フッ素樹脂加工) | ・軽量で日常使いしやすい ・熱伝導率が高い ・比較的価格が安い ・特別なお手入れは必要ない | ・表面の耐久性の寿命は1〜3年程度 |
鉄 | ・熱伝導率が高い ・ステーキ・ソテーが得意 ・蓄熱性が高い | ・錆びやすく重い ・お手入れにやや手間がかかる |
ステンレス | ・錆びにくく耐久性がある ・ステーキが得意でプロ御用達 ・保温性が高い | ・熱伝導率が低く温まるまで時間がかかる ・表面に傷がつきやすい ・価格が比較的高め |
素材によってお手入れのしやすさや料理の味わいも異なってくるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
サイズ
フライパンのサイズは様々なものがありますが、普段何人分の料理を一度に作ることが多いのか、に合わせて選ぶと良いでしょう。
もっとも一般的なサイズは24cm、26cmあたりです。
人数とフライパンのサイズの目安をまとめてみましょう。
- 1人:20cm
- 2人:24cm
- 3〜4人:26〜28cm
上記がおよその目安です。
ここで注意したいのは、調理する量よりも大きすぎるサイズを選ばないようにすることです。
大は小を兼ねない
例えば、目玉焼きを1つ焼きたいときに、26cmのフライパンを使用した場合を想像してみましょう。
この場合、フライパンに目玉焼き以外に何も乗っていないスペースが生まれ、その部分は空焚きになってしまいます。
このような使い方をしていると、フライパンの寿命を縮める原因となるため、ちょうど良いサイズのフライパンを選ぶことが大切です。
また、サブフライパンとしてメインフライパンよりも小さめのものを用意しておくのもおすすめです。
お弁当や朝食など、少量だけさっと調理したいときなどに便利に使えます。
深さ
フライパンの形状は、深さがない「浅型」と深さのある「深型」の2種類があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
- 浅型
- 表面積が広い
- ソテー、炒め物などが得意
- へりの高さがないため調理しているものが飛び出しやすい
- 深型
- へりに高さがあり幅広い用途で使える
- 焼く、に加えて、煮る、揚げる、蒸すなどの調理もできる
- 重さがあるものが多い
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ニーズに合わせて選びましょう。
熱源
対応できる熱源も忘れずにチェックしておきましょう。
オール熱源対応のフライパンもあれば、非対応の熱源があるものもあります。
フライパンを使用する場所の熱源に対応しているか、をしっかりと確認してから購入することが大切です。
また、IH対応のものは100V用と200V用があるため、その点も忘れずにチェックしましょう。
プロも愛用する業務用フライパンおすすめ人気5選!家庭でも使いやすいものを紹介
ここからは、おすすめ・人気の業務用フライパンを5選紹介していきます。
さきほどの選び方をもとに厳選したものをまとめると次のとおりです。
No. | 商品名 | 素材 | 形状・サイズ | 熱源 |
---|---|---|---|---|
1 | Fissler(フィスラー)・レヴィタル+ コンフォート | アルミニウム | 深型・24cm | ガス・IH |
2 | ティファール・IHインスパイア・ジェットグレー | アルミニウム合金 底/ステンレス鋼 (クロム16%) 取っ手/フェノール樹脂 | 深型・24cm | ガス・電気プレートコイル・セラミックヒーター・ハロゲンヒーター・電磁調理器(IH)・100V-200V対応 |
3 | ビタクラフト・オレゴン | ステンレス | ふた付き深型・25.5cm | ガス・IH・ハロゲン・ラジエント・シーズ |
4 | 岩鋳・オムレット 24600 | 鋳鉄(黒焼付加工) | 浅型・22cm | ガス, つまみ操作のIHクッキングヒーター, ガラスタッチ式のIHクッキングヒーター |
5 | バーミキュラ・フライパン 24cm 深型 | 本体:鋳鉄ホーロー・ハンドル:ウォールナット材 | 深型・24cm | ガス・IH・ハロゲン・ラジエント・シーズ |
1つずつ見ていきましょう。
1. Fissler(フィスラー)・レヴィタル+ コンフォート
ドイツ製のこちらのフライパンのメリットは、少量の油でも食材がくっつくことなくきれいに調理できることです。
余分な油を使用しないことで、ヘルシーなメニューが完成します。
ノンスティック加工(フッ素樹脂加工)が施されており、焦げ付きにくい仕様。
耐久性がありお手入れもしやすい、おすすめの深型フライパンです。
商品詳細
商品名 | Fissler(フィスラー)・レヴィタル+ コンフォート |
---|---|
素材 | アルミニウム |
形状・サイズ | 深型・24cm |
熱源 | ガス・IH |
2. ティファール・IHインスパイア・ジェットグレー
耐久性のあるチタン・フォースコーティングが施された「ティファール」のフライパンです。
熱伝導率が高いため、忙しいときにも時短調理がかないます。
調理前のフライパン予熱時には、食材を入れるベストなタイミングに「お知らせマーク」が点灯。
オール熱源対応で、便宜性・機能性の高いフライパンです。
商品詳細
商品名 | ティファール・IHインスパイア・ジェットグレー |
---|---|
素材 | アルミニウム合金 底/ステンレス鋼 (クロム16%) 取っ手/フェノール樹脂 |
形状・サイズ | 深型・24cm |
熱源 | ガス・電気プレートコイル・セラミックヒーター・ハロゲンヒーター・電磁調理器(IH)・100V-200V対応 |
3. ビタクラフト・オレゴン
ミラー仕上げが美しい「ビタクラフト」のフライパンです。
熱しやすく冷めにくい理想的な性質を持ち、食材の旨みを逃しません。
無油調理も可能で、肉や魚など素材が持つ油だけで調理することができます。
時短、省エネで効率よく美味しい料理を作ることができるでしょう。
商品詳細
商品名 | ビタクラフト・オレゴン |
---|---|
素材 | ステンレス |
形状・サイズ | ふた付き深型・25.5cm |
熱源 | ガス・IH・ハロゲン・ラジエント・シーズ |
4. 岩鋳・オムレット 24600
その名のとおりオムレツや卵料理を作るのに適した形状をしています。
美しい流線形は、デザイン性の高さも魅力でしょう。
オムレツの形を整えたり、ひっくり返したりする作業がしやすいよう、フライパンの前面がやや深めに設計されているのがポイントです。
また、持ち手にスリットを大きめに入れることでやや軽量に作られており、調理の負担も感じにくくなっています。
商品詳細
商品名 | 岩鋳 オムレット 24600 |
---|---|
素材 | 鋳鉄(黒焼付加工) |
形状・サイズ | 浅型・22cm |
熱源 | ガス, つまみ操作のIHクッキングヒーター, ガラスタッチ式のIHクッキングヒーター |
5. バーミキュラ・フライパン 24cm 深型
新開発のホーローコーティングにより、焦げ付きにくさと高い耐久性を実現した「バーミキュラ」のフライパンです。
鋳鉄でありながら薄く作られているため、扱いやすい重さに仕上がっています。
ハンドルも持ちやすい設計で心地よく使えるフライパンです。
商品詳細
商品名 | バーミキュラ・フライパン 24cm 深型 |
---|---|
素材 | 本体:鋳鉄ホーロー・ハンドル:ウォールナット材 |
形状・サイズ | 深型・24cm |
熱源 | ガス・IH・ハロゲン・ラジエント・シーズ |
お気に入りの業務用フライパンでもっと料理を楽しみましょう!
いかがでしたか?
業務用フライパンのおすすめ・人気5選と選び方のコツなどを紹介してきました。
本記事のポイントをまとめると次のとおりです。
- 業務用のフライパンは「耐久性の高さ」「軽さ」「熱伝導率の高さ」が魅力
- 選び方のコツは「素材」「サイズ」「深さ」などをチェックすること
- おすすめは「Fissler(フィスラー)・レヴィタル+ コンフォート」「ティファール・IHインスパイア・ジェットグレー」など
プロも愛用する業務用フライパンを使うことで、調理がもっと楽になるうえ美味しい料理を作ることができます。
ぜひお気に入りのフライパンを見つけてもっと料理を楽しんでください!
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