【決定版】パエリア鍋の魅力とは?レシピの幅が広がるおすすめも紹介

【決定版】パエリア鍋の魅力とは?レシピの幅が広がるおすすめも紹介

スペイン料理の人気メニューの1つ、パエリア。

調理した鍋でそのまま食卓に運べて見映えもするため、その場の雰囲気を盛り上げ特別感を演出してくれます。

本記事では、そんなパエリア鍋の魅力に迫ります。

後半ではおすすめも紹介するので参考にしてください。

目次

パエリア鍋とは?

パエリア鍋とは?

パエリア鍋とは、基本的にはその名のとおりパエリアを作るのに適した専用鍋のことを指します。

とはいえ、パエリアだけでなく、他の料理にも活用できる便利な機能性を持った鍋です。

径が広く浅い形状が特徴的で、両手鍋のように両側に持ち手がついています。

また、デザインがおしゃれなものも多く、調理して食卓にそのまま並べても見映えがするため、調理道具と食器を兼ねた実用性の高さも魅力です。

豆知識・パエリアの名前の由来

豆知識・パエリアの名前の由来

世界中の人々に愛されているパエリアは、スペイン バレンシア地方の郷土料理です。

そもそも「パエリア」という言葉は、バレンシア語で「フライパン」を意味しています。

バレンシアはスペインの稲作発祥の地で、米を使った料理がソウルフードともなっている地域です。

バレンシアのフライパンを使った米の料理方法が他の地域に伝わっていく中で、「パエリア」という言葉が料理名として浸透していったと考えられています。

現在は世界中で「パエリア=料理名」として親しまれていますが、もともとは「パエリア=フライパン・調理器具の名称」なのです。

パエリア鍋の魅力

パエリア鍋の魅力

パエリア鍋は、浅く平らな形状が一般的です。

この形状のおかげで、魚介や野菜、サフランなどの食材の旨みが米に均等に馴染み、パエリアならではの風味と食感が楽しめます。

他にもパエリア鍋の魅力をいくつか挙げてみましょう。

  • 幅広い料理に使える
  • 調理してそのまま提供できる
  • 大人数で賑やかに鍋を囲める
  • 鍋の底のおこげが楽しめる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

幅広い料理に使える

幅広い料理に使える

本格的なパエリアを作りたい方にとって、パエリア鍋は必須アイテム。

ただ、パエリアを作る頻度が少ない場合には「フライパンで代用しようかな」と考える方も少なくないでしょう。

しかし、パエリア鍋はパエリア以外の料理にも大いに活用できるため、1つ用意しておくことでメニューの幅も広がります。

例えば、パエリア鍋を使ってコンロで大きな塊肉を焼き付けた後、そのままオーブンに入れてじっくり火を通すような使い方も出来ます。

コンロからオーブンにそのまま移すことができ非常に便利に使えます。

さらに、出来上がったらそのままテーブルに並べることもでき、いつもの料理もパエリア鍋が使われていることで新鮮に見え、メニューの幅も広がることでしょう

調理してそのまま提供できる

調理してそのまま提供できる

さきほども述べましたが、パエリア鍋は調理してそのままの状態で食卓に提供できます。

パエリア鍋を使わずフライパンでも代用できますが、両手鍋のパエリア鍋を使うことで調理道具と食器を兼ねることができ一石二鳥です。

食器洗いの量も少なくなり、何よりも美味しそうで見映えがして楽しい食卓を演出できます。

大人数で賑やかに鍋を囲める

大人数で賑やかに鍋を囲める

パエリアは、どちらかというと小さな鍋で1人で食べるよりも、大きな鍋で2人以上でとりわけて食べることが多いのではないでしょうか。

大きなパエリア鍋を数名で賑やかに囲んで、熱々のパエリアをダイナミックに取り分けながら楽しめることもパエリア鍋の大きな魅力の1つです。

パエリアの本場バレンシアでは、休日のお昼には父親をはじめとした男性が、家族や友人のためにパエリアを振る舞う文化もあるそう本格的な。

パエリア鍋があることで食卓が華やかになり、パーティー気分でその場の雰囲気がぐっと盛り上がります。

鍋の底のおこげが楽しめる

鍋の底のおこげが楽しめる

パエリアを食べる時の楽しみの1つがおこげ。

香ばしいおこげが食べられることもパエリアの醍醐味です。

本場バレンシアでも、カリッとしたおこげは「ソカロ」と呼ばれ、ご馳走として親しまれています。

フライパンで代用した場合でもおこげは作れますが、底に出来たおこげをこそげ取りながら食べるなら浅型で食卓にそのまま出せるパエリア鍋がおすすめです。

おこげを上手に作るためには、それなりのコツや知識、技術が必要ですが、パエリア鍋を使って本格的なおこげに挑戦してみませんか?

パエリア鍋の選び方

パエリア鍋の選び方

パエリア鍋には、鉄製のものやステンレス製のもの、小さなものから大きなものまでさまざまな種類があります。

たくさんのパエリア鍋の中から自分に合ったパエリア鍋を選ぶには、何を基準に選べばよいのでしょうか?

そこで、パエリア鍋の選び方のコツを紹介しましょう。

選び方のポイントは次の4つです。

  1. サイズ
  2. 素材
  3. 対応熱源蓋
  4. 付きが便利

1つずつ詳しく見ていきましょう。

サイズ

サイズ

パエリア鍋のサイズは、小さな1人用ものからパーティーやアウトドアイベントで使えるような特大サイズまでさまざまです。

作りたい量に合わせて選びましょう。

目安としては、次のとおりです。

  • 1人用:直径18cm程度
  • 2人用:直径22cm程度
  • 4人用〜:直径28cm程度〜

ただ、家庭用のガスコンロで調理する場合は、鍋を置けるサイズに限度があります。

大きめのサイズのパエリア鍋を購入を考えているのであれば、調理する際に問題のないサイズかどうかをしっかりと確認しましょう。

素材

素材

パエリア鍋の素材には、主に次のようなものがあります。

  • ステンレス
  • ホーロー
  • アルミ

素材によってお手入れのしやすさや料理の味わいが異なってくるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

スクロールできます
素材メリットデメリットおすすめの方

鉄
・熱伝導率が高く保温性に優れている
・丈夫で長く愛用できる
シーズニング・お手入れに手間がかかる本格的なパエリアに挑戦したい方
ステンレス
ステンレス
・焦げ付きにくくお手入れが簡単
・一度温まると冷めにくい
熱伝導率がやや低く温まるまでに時間がかかる利用頻度が高い方
お手入れに手間をかけたくない方
ホーロー
ホーロー
・蓄熱性が高い
・デザイン性の高いものが多い
衝撃に弱い見た目も重視したい方
アルミ
アルミ
・鉄製と同じく熱伝導率が高い
・軽量で価格が手頃なものが多い
長時間の煮込み料理には不向き軽くて扱いやすい鍋を探している方

対応熱源

対応熱源

パエリア鍋を選ぶ際には、対応できる熱源もチェックしましょう。

商品によって使えない熱源もあるため、パエリア鍋を使用する場所の熱源に対応できる仕様かをしっかりと確認してから購入することが大切です。

また、IH対応のものは100V用と200V用があるため、その点も忘れずにチェックしましょう。

蓋付きが便利

蓋付きが便利

パエリア鍋は、一般的には蓋がないタイプが主流です。

ただ、蓋が付いているものを選ぶことで蒸し焼きもできるため、調理の幅が広がります。

さらに、やや深型のものを選べば、具沢山のパエリアや煮込み料理などにも対応できます。

パエリア専用の鍋というより他の調理にも使える鍋を探しているのであれば、蓋付きで深型の鍋がおすすめです。

パエリア鍋のおすすめ人気4選!オーブン料理にも使えて便利

パエリア鍋のおすすめ人気4選!オーブン料理にも使えて便利

ここからは、自宅でパエリアを調理するのにぴったりな、使いやすいおすすめのパエリア鍋を紹介していきます。

まとめると次のとおりです

  • EL CID(エル シッド) パエリア鍋
  • 赤川器物製作所 AG 鉄黒皮パエリア鍋
  • Staub(ストウブ)ブレイザー ソテーパン
  • 宮崎製作所 オブジェ パエリア
スクロールできます
No.商品名サイズ重さ素材対応熱源塗装蓋の有無
1EL CID(エル シッド)  パエリア鍋外径約30.5×底内径25×深さ4cm780gオーブン、直火、電子レンジなし
2赤川器物製作所 AG 鉄黒皮パエリア鍋外径28x底内径21.5x高さ3cm840gIH(100V/200V)・直火・エンクロヒーター・ラジエントヒーター・ハロゲンヒーター・シーズヒーター透明シリコン塗装なし
3Staub(ストウブ)ブレイザー ソテーパン直径24××深さ11.6cm4,2kg鋳鉄ホーロー直火、IH(100v、200v)・ハロゲンヒーター・シーズヒーター・オーブンエマイユ加工あり
4宮崎製作所 オブジェ パエリア外径約30.2×深さ4.2cm 1.07kg18-8ステンレス、アルミ芯、18-0ステンレス(全面アルミ芯三層構造)IH、ガス、ハロゲンヒーター、クッキングヒーター、オーブンなし

1つずつ見ていきましょう。

1. EL CID(エル シッド)  パエリア鍋

1. EL CID(エル シッド)  パエリア鍋 30cm 

赤い持ち手が特徴的な、本場スペイン バレンシア製の有名なパエリア鍋です。

 「EL CID」は、スペインの一般家庭からレストランまで幅広く愛用されているブランド。

780gと軽量で扱いやすく、使うたびに黒錆がでて酸化被膜が作られるため、長く使えば使うほど鍋が強く焦げ付きにくくなります

使い込むほどに愛着が湧き、お手入れ次第では10年以上は使用できる鍋です。

ただ、IHには対応していないため購入の際には注意しましょう。

商品詳細

商品名EL CID(エル シッド)  パエリア鍋 
サイズ外径約30.5×底内径25×深さ4cm 
重さ780g
素材
対応熱源オーブン、直火、電子レンジ
塗装
蓋の有無なし

2. 赤川器物製作所 AG 鉄黒皮パエリア鍋

2. 赤川器物製作所 AG 鉄黒皮パエリア鍋 28cm

こちらも鉄製で強火の調理にぴったりなパエリア鍋です。

パエリアはもちろん、ステーキやすき焼きなどさまざまな調理に活用できます。

18cmの小さめのものから40cmの大きなものまで5種類以上のサイズが豊富に揃っているため、用途に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

大きなものはアウトドアで豪快に使うこともでき、各自のニーズに合わせて楽しめるでしょう。

透明シリコン塗装が施してあるため、使いはじめの空焚きは不要ですぐに調理を始められます

ただ、使っていくうちに塗装が剥がれ錆びやすくなるため、鍋に薄く油を塗って使用しましょう。

商品詳細

スクロールできます
商品名赤川器物製作所 AG 鉄黒皮パエリア鍋
サイズ外径28x底内径21.5x高さ3cm
重さ840g
素材
対応熱源IH(100V/200V)・直火・エンクロヒーター・ラジエントヒーター・ハロゲンヒーター・シーズヒーター
塗装透明シリコン塗装
蓋の有無なし
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¥3,080 (2024/11/22 00:42:22時点 楽天市場調べ-詳細)

3. Staub(ストウブ)ブレイザー ソテーパン 24cm

3. Staub(ストウブ)ブレイザー ソテーパン 24cm

フランスの実力派鋳物ホーロー鍋「 Staub(ストウブ)」のこちらのソテーパンは、パエリア専用鍋ではありませんが、見た目にも本格的なパエリアに仕上げられます。

パエリア鍋より少し深さがあるため、他のメニューでも幅広く使えておすすめです。

また、錆びつかずお手入れも手間がかかりません

ただ、重さがあるため安定性はあるものの、移動させるのにやや力が必要です。

重い鍋でも気にならない方、デザイン性重視の方にぴったりな鍋でしょう。

商品詳細

スクロールできます
商品名Staub ブレイザー ソテーパン
サイズ直径24××深さ11.6cm 
重さ4,200g
素材鋳鉄ホーロー
対応熱源直火、IH(100v、200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
塗装エマイユ加工
蓋の有無あり

4. 宮崎製作所 オブジェ パエリア

4. 宮崎製作所 オブジェ パエリア

ステンレスでアルミニウムを挟んだ三層鋼を採用することで、全体に熱をムラなく伝え保温性も高いパエリア鍋です。

すっきりとしたシンプルなフォルムが美しく、お手入れもしやすいデザイン

両側につけられた持ち手はしっくりと手に馴染みやすく、使い手のことを考えて設計されています。

毎日心地よく使える使い勝手のよいパエリア鍋です。

商品詳細

スクロールできます
商品名宮崎製作所 オブジェ パエリア
サイズ外径約30.2×深さ4.2cm 
重さ1070g
素材18-8ステンレス、アルミ芯、18-0ステンレス(全面アルミ芯三層構造)
対応熱源IH、ガス、ハロゲンヒーター、クッキングヒーター、オーブン
塗装
蓋の有無なし

パエリア鍋を使って食卓を楽しく演出しましょう!

パエリア鍋を使って食卓を楽しく演出しましょう!

いかがでしたか?

パエリア鍋の魅力やその選び方、おすすめなどを紹介しました。

本記事のポイントをまとめると次のとおりです。

この記事のまとめ
  • パエリア鍋は径が広く浅い形状で両側に持ち手がついている
  • パエリア鍋の魅力は「幅広い料理に使える」ことや「調理してそのまま提供できる」ことなど
  • おすすめは「 EL CID(エル シッド) パエリア鍋  」や「赤川器物製作所 AG 鉄黒皮パエリア鍋」など

パエリア鍋は、なんといっても調理してそのまま食卓に出せる便利さや見た目の華やかさが魅力です。

ぜひパエリア鍋を使ってもっと料理を楽しんで食卓を賑やかに演出してみてください!

【決定版】パエリア鍋の魅力とは?レシピの幅が広がるおすすめも紹介

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