アウトドアやキャンプなど外出先で調理をする機会があるならば、専用の包丁ケースを1つ用意しておくことで安全で便利に持ち運ぶことができます。
そこで本記事では、包丁ケースのおすすめをご紹介します。
合わせて選び方もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
BIENSUR 遅澤聡
1978年、東京都足立区生まれ職人の家系で祖父は昭和天皇陛下の印鑑つくりにも携わる。
高校生の頃、料理に興味を持ちフランス料理の教室に通い始める。
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元宮内庁大膳課司厨士長渡辺誠氏の紹介でフランス料理業界に入門。
23歳から10年間恵比寿、白金、目黒のレストランで料理長を務める。
2012年五反田、大崎に『料理教室サロン BIENSUR』開業。
包丁ケースを使うメリット
アウトドアやキャンプ、料理教室などに包丁を持ち運びたい場合、また、プロの料理人の方など、包丁を持ち運ぶシーンに便利なのが包丁ケースです。
包丁ケースがあれば、安全に持ち運べるだけでなく、包丁の刃こぼれや傷を防ぐことができます。
ちなみに、法律では、刃体の長さが6cmを超える包丁を正当な理由無く携帯することは、法律で禁止されています(参考:警視庁)。
取り締まりの対象にならないためにも、包丁をしっかりと管理できる包丁ケースを使用して持ち運びましょう。
また、小さな子どもがいる家庭では、包丁の保管・管理には十分に気をつけなければなりません。
安全のために、使用していない包丁は、包丁ケースを利用しての保管をおすすめします。
包丁ケースの選び方
包丁ケースには、収納できる包丁のサイズや数、鞘に収納するタイプや布で巻くタイプなどさまざまな種類があります。
自分に合った包丁ケースを選ぶために、目を向けるべきポイントをご紹介します。
まとめると次の3つです。
- 収納タイプ
- サイズ
- 収納本数
1つずつ詳しく見ていきましょう。
収納タイプ
包丁ケースは、大きく分けると次のような4つのタイプがあります。
- 鞘タイプ
- 布巻き・皮巻きタイプ
- ソフトバッグタイプ
- ハードケースタイプ
1つずつ詳しく見ていきましょう。
鞘タイプ
鞘タイプは、包丁の刃の部分だけを覆うタイプで、1本だけを収納したい場合におすすめのタイプです。
刃先をしっかり保護しつつ、コンパクトに持ち運べるのが魅力でしょう。
布巻きやハードケースなどに入れて持ち運ぶ際にも、1本ずつ鞘ケースで保護しておくことで確実に刃先を守ることができます。
布巻き・皮巻きタイプ
複数の包丁をできるだけコンパクトに収めて持ち運びたいのであれば、布巻きや皮巻きのタイプがおすすめです。
仕切られたいくつかのポケットに包丁を差し込んで、くるくると巻いて使用します。
手軽に使えるうえ本体も軽く、たくさんの包丁もコンパクトにまとめられるため、料理教室に通うような時でもカバンの隙間にさっと入れられ便利でしょう。
デザインも豊富なため、おしゃれな包丁ケースを選びたい方にもおすすめです。
また、安全性や耐久性の高さを重視する方には、帆布のような強い素材を選ぶとよいでしょう。
ソフトバッグタイプ
ソフトバッグタイプは、本体が軽量なうえ、収納力もあるのがポイントです。
何本かの包丁を、バッグのように手に提げて気軽に持ち運びたい方におすすめのタイプでしょう。
汚れや水にも強く丈夫な素材が多いため、長く愛用できるのも大きな特徴です。
たくさん収納する場合には、1本1本の刃先がしっかりと保護できる仕様かもチェックしましょう。
ハードケースタイプ
大切な包丁を確実に保護して持ち運びたい方や、安全性の高さを重視する方には、ハードケースタイプがおすすめです。
たくさんの包丁を入れられる収納力があり、1本1本固定して収納するため包丁が飛び出してしまうような事故を防ぐことができます。
ただ、頑丈な作りのため重さがあり、手軽に持ち運びたい方には不向きでしょう。
また、ダイヤル式や鍵付きでロックができ、盗難予防の機能を備えたものもあります。
収納サイズ
包丁ケース本体のサイズにはさまざまなものがありますが、収納できる包丁のサイズをしっかりとチェックすることが大切です。
持ち歩きたい包丁のサイズが、きちんと収まる大きさのケースを選びましょう。
包丁の長さはもちろんのこと、刃幅や刃厚も大切なチェックポイントです。
収納本数
持ち運びたい包丁が何本かある場合は、包丁ケースに収納できる本数もしっかり確認しておきましょう。
無理なく収納できることも大切ですが、収納したい本数よりもあまりに収納力が高いものにすると、荷物がかさばってしまいます。
ちょうどよい適切なサイズの包丁ケースを選びましょう。
包丁ケースのおすすめ5選!おしゃれで機能的なデザイン
ここからは、便利に使えるおすすめ・人気の包丁ケースをご紹介します。
さきほどの選び方をもとに、厳選した5選をまとめると次のとおりです。
商品名 | タイプ | 収納サイズ | 収納本数 |
---|---|---|---|
1. 貝印 KAI 関孫六 包丁 ナイフ ブレード ガード マグネット タイプ | マグネットタイプ | 刃渡り: 200mmまで 刃幅: 28~50mmまで 板厚: 2.5mmまで | 1本 |
2. Pi&C 帆布製 巻き包丁ケース | 布巻きタイプ | S:19.5×4.6cm×2つ M:22.5×6.6cm×3つ L:26.8×7.6cm | 6本 |
3. Utaki クルミの天然木鞘 | 鞘タイプ | 刃渡り:約260mmまで 刃幅:約49mmまで 刃厚:約3.5mmまで | 1本 |
4. TOURBON 包丁ケース | 布巻きタイプ | 刃渡り:36cmまで 幅5cmポケット×12 | 12本 |
5. 堺一文字光秀 洋・和包丁用 包丁ケース アタッシュケース | ハードケース | 刃渡り360mmまで | 8本 |
順番に解説します。
1. 貝印 KAI 関孫六 包丁 ナイフ ブレード ガード マグネット タイプ
ダブルロック構造で安全に包丁を収納できる「関孫六」の包丁ケースです。
マグネットの磁力で刃体をしっかりと固定することができ、ふたを閉めたらスライドさせてロックします。
安全に持ち運べるため、キャンプやアウトドアにもおすすめです。
商品詳細
商品名 | 貝印 KAI 関孫六 包丁 ナイフ ブレード ガード マグネット タイプ |
タイプ | マグネットタイプ |
収納サイズ | 刃渡り: 200mmまで 刃幅: 28~50mmまで 板厚: 2.5mmまで |
収納本数 | 1本 |
2. Pi&C 帆布製 巻き包丁ケース
厚手で柔らかく、巻きやすいキャンバス地で作られた包丁ケースです。
包丁をポケットに入れ、上下を折りたたんでくるくると巻くだけですっきりとコンパクトに収納することができます。
S,M,Lと計6つのポケットがあり、刃先カバー付きで安全な収納が可能です。
ポケットは、それぞれの次のような用途で使用できます。
- Sサイズ×2本収納:19.5×4.6cm 果物ナイフやペティナイフ
- Mサイズ×3本収納:22.5×6.6cm 一般的な三徳包丁
- Lサイズ×1本収納:26.8×7.6cm 牛刀など刃渡りの長い包丁
包丁を何本かセットで持ち運びたい方におすすめの包丁ケースです。
商品詳細
商品名 | Pi&C 帆布製 巻き包丁ケース |
タイプ | 布巻きタイプ |
収納サイズ | S:19.5×4.6cm×2つ M:22.5×6.6cm×3つ L:26.8×7.6cm |
収納本数 | 6本 |
3. Utaki クルミの天然木鞘
木製のおしゃれなものをお探しの方におすすめの包丁ケースです。
天然クルミの木材を使用しており、温もりある木目の風合いを楽しめます。
マグネットが内蔵されており、包丁の刃を固定できるため外れにくくなっています。
ただ、完全ロックではないため注意が必要でしょう。
三徳包丁や牛刀、切付け包丁など、約260mmまでの右利き包丁を収納できます。
商品詳細
商品名 | Utaki クルミの天然木鞘 |
タイプ | 鞘タイプ |
収納サイズ | 刃渡り:約260mmまで 刃幅:約49mmまで 刃厚:約3.5mmまで |
収納本数 | 1本 |
4. TOURBON 包丁ケース
たくさんの包丁をおしゃれに収納したい方におすすめの包丁ケースです。
味わいあるキャンバス地で肩掛けタイプとなっており、アウトドアシーンに似合うデザインでしょう。
12ポケットあるためたくさんの包丁・ナイフを収納できるうえ、カトラリー用のバンドや小さなポケットも作られており、フォークやスプーンなども一緒に持ち運ぶことができます。
商品詳細
商品名 | TOURBON 包丁ケース |
タイプ | 布巻き |
収納サイズ | 刃渡り:36cmまで 幅5cmポケット×12 |
収納本数 | 12本 |
5. 堺一文字光秀 洋・和包丁用 包丁ケース アタッシュケース
ダイヤル式ロックで鍵付きのハードケースタイプです。
確実にしっかりと安全に保管・持ち運びしたい方にはこちらがおすすめでしょう。
柔らかいスポンジ素材で刃を挟んで収納できるため、刃を傷めにくく、刃渡りが360mmまでの包丁であれば種類を選ばず収納することができます。
フリースペースも配置されており、砥石やスチール棒のような小物や布巻きの包丁なども収納することができ、便利に使えるでしょう。
商品詳細
商品名 | 堺一文字光秀 洋・和包丁用 包丁ケース アタッシュケース 8本収納 |
タイプ | ハードケース |
収納サイズ | 刃渡り:360mmまで |
収納本数 | 8本 |
包丁ケースを使ってアウトドアでもお気に入りの包丁で料理を楽しみましょう!
いかがでしたか?
包丁ケースを使うメリットや選び方、おすすめ5選などをご紹介しました。
本記事で大切なことをまとめると次のとおりです。
- 包丁ケースを使うことで包丁の刃先を保護し安全に保管・持ち運びができる
- 選び方のポイントは「収納タイプ」「サイズ」「収納本数」の3つ
- おすすめは「貝印 KAI 関孫六 包丁 ナイフ ブレード ガード マグネット タイプ」「Pi&C 帆布製 巻き包丁ケース」など
包丁ケースを利用することで、アウトドアやキャンプなどでも使い慣れた包丁を使って調理することができ、包丁を保護しながら安全に持ち運ぶことができます。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った包丁ケースを探してみてください!
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