手のひらサイズの豆皿は、小さいながらも食卓を華やかに演出してくれる人気のアイテムです。
色、形、サイズなどさまざまで、見ているだけで楽しくなリますね。
本記事では、食卓を素敵に彩る、おしゃれで可愛いおすすめの豆皿をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
弥のまる 高橋侑也
20歳の頃、賛否両論本店就職へ就職し27歳で料理長に就任。
10年修行をしたら独立したいという思いから30歳で退社し、2021年12月に「弥のまる」をオープン。
続きはこちら
お客様との距離感を大切にし、リーズナブルな価格でしっかりとした料理を出すことで満足してもらえるお店づくりを心がけている。
豆皿の魅力
小さくて可愛い豆皿は、バリエーション豊かなデザインと使い勝手のよさで人気のあるアイテムです。
手のひらに乗るほどのサイズでありながら、さまざまな形状や美しい絵付け、おしゃれな色使いなど、主張のあるものが多いのも特徴でしょう。
ちょっとした副菜や薬味、お菓子やフルーツなど、いろいろなものを盛り付けて並べるだけで、テーブルがぱっと華やぎます。
さらに、豆皿を食卓に取り入れることで、料理の品数が増えてたくさんの食材を食べられるため、ヘルシーな食事を摂ることができるでしょう。
また、食材だけでなく、アクセサリーや小物を置いておくトレーとしてもおしゃれに活用できます。
豆皿の選び方
豆皿にはさまざまな種類があり、可愛くて素敵なデザインのものばかりで、どれを選んだらよいのか目移りしてしまいますよね。
そこで、豆皿を選ぶ際のコツをご紹介します。
ポイントは次の3つです。
- 素材
- サイズ
- デザイン
1つずつ見ていきましょう。
1. 素材
豆皿には、さまざまな素材がありますが主に次のようなものがあります。
- 陶磁器
- ガラス
- 樹脂
- 木製
- 金属
それぞれの素材の特徴を詳しく見てみましょう。
陶磁器
陶器と磁器は同じ焼きものですが、見た目にも質感にも違いがあります。
陶器は、ざらりとした土っぽい温かみのある風合いを特徴とするのに対し、磁器はつるりとした素地で涼やかな印象を持っています。
それぞれの特徴をまとめると次のとおりです。
項目 | 陶器 | 磁器 |
---|---|---|
原材料 | 陶土(土由来の粘土で有色) | 陶石(石由来の粘土で白色) |
焼成温度・釉薬 | 1,000~1,200℃・弱釉 | 1,200~1,300℃・強釉 |
質感 | 多孔性(目に見えない小さな穴がある)でザラザラ | 緻密でつるつる |
硬度 | ・柔らかめ ・磁器ほど焼き固められないためコツコツという鈍い音がする | ・硬め ・陶器より焼き固まっているためピンピンという金属音のような高い音がする |
透光性 | ・なし ・厚い作りで光を通さない | ・あり ・薄い作りで光を通す |
熱伝導 | ・低い ・熱が伝わりにくいため、徐々に温まり冷めにくい | ・高い ・熱が伝わりやすいため、熱しやすく冷めやすい |
吸水性 | ・あり ・吸水性があるため、使用前後に水に浸すなどのお手入れが必要(シミ・におい移り防止) | ・ほぼなし ・吸水性はほぼないため、お手入れが手軽 |
陶器も磁器も、日本の焼きもの独自の美しさが魅力です。
ガラス
ガラスは、涼しげで美しい透明感が魅力で、夏の暑い季節には重宝する素材です。
食材の色や質感を生かしやすく、料理そのものの美しさを際立たせることができます。
また、他の食器との相性もよいことから、食卓のコーディネートもしやすい素材でしょう。
樹脂製
樹脂製の豆皿は、軽量で扱いやすいことがメリットです。
落としても割れにくいため、小さな子どもでも安心して使える素材と言えるでしょう。
ただ、他の素材よりも比較的傷がつきやすいため、収納するときに重ねすぎないようにしましょう。
木製
木製の豆皿は、木そのものの温かみのある雰囲気が魅力です。
ナチュラルな空間を演出することができ、リラックスした気分で食事を楽しむことができます。
カビが発生しやすいため、使用後は水気をしっかりと拭きとってから収納するようにしましょう。
金属製
光沢のある金属製の豆皿は、高級感があり上品な雰囲気を演出することができます。
豆皿によく使われている金属は、錫(すず)です。
錫は、サビにくく割れにくいため扱いやすく、錫100%のものであれば柔らかいため、変形しても手で修復することができます。
金属臭もほとんどなく、おしゃれに使える素材でしょう。
2. サイズ
豆皿のサイズは、一般的に5cm程度〜10cm程度です。
サイズの表記が「cm」ではなく「寸」となっていることもあるので、1寸=約3cmと覚えておくと大体の大きさがイメージできるでしょう。
豆皿は、サイズによって次のような用途で使うと便利に使えます。
- 9cm前後:少量の副菜やおつまみなどをのせたい場合
- 5cm前後:薬味やちょっとしたお漬物などをのせたい場合
また、醤油やタレ、汁気の多いお浸しのようなものを入れたい場合には、深さのあるものを選びましょう。
汁はねを少なくでき、周りが汚れるのを防ぐことができます。
3. デザイン
豆皿のデザインは、形状、色などさまざまなバリエーションが豊富にあります。
まずは、好きなデザインを選びましょう。
小さな豆皿は、食卓の中で主張が少ない分、丸型、四角型、花型など、いろいろな形や色・柄を取りいれても浮くこともなく、むしろ食卓のアクセントとなり魅力的なテーブルコーディネートが楽しめます。
統一感が欲しい時には、テーブルの中でアクセントとなっている色を豆皿に取りいれていくと、バランスよくまとめやすいでしょう。
おしゃれで可愛い豆皿のおすすめ人気10選!セットもご紹介
ここからは、おしゃれで可愛い豆皿のおすすめ・人気10選をご紹介していきます。
さきほどの選び方をもとに、厳選した10選をまとめると次のとおりです。
商品名 | 素材 | サイズ |
---|---|---|
1. ヤマコー 京陶器 朱泥小皿 輪花 | 陶器(清水焼) | 約Φ9.1cm×H1.2cm |
2. 藤正 錬金彩菊菱珍味 | 磁器(有田焼) | Ф70mm × 105mm × H27mm |
3. amabro(アマブロ)MAME 豆皿 | 磁器(有田焼) | φ90mm〜110mm |
4. 東屋(あずまや)印判豆皿 | 磁器(天草陶石) | 梅:約Φ82×H20mm たんぽぽ:約Φ81×H19mm ひまわり:約Φ82×H20mm 木瓜:約W92×D63×H25mm 瓢箪:約W90×D72×H19mm 扇:約W102×D63×H17mm 桃:約W83×D80×H23mm |
5. KIHARA Botanical 豆皿 5枚セット | 磁器(有田焼) | 約φ90×H15mm |
6.ヤマ吾陶器 美濃焼 手づくり風モダン小皿 | 磁器(美濃焼) | Ф12×高さ2.3cm |
7. トウメイ 箔 豆皿 4枚セット 木箱入り | アクリル樹脂、箔 | Ф110×H10 mm |
8. 陶房眞喜屋 眞喜屋修作 豆皿 | 陶器(やちむん) | Ф11cm×H2.5cm |
9. 福珠窯 銀彩染付 3.3寸段入小皿 | 磁器(有田焼) | Ф10cm×H1.8cm |
10. 陶悦窯 黒柚子銀塗り折紙小皿 | 磁器(有田焼) | Ф9.5cm×H1.9cm |
1つずつ見ていきましょう。
1. ヤマコー 京陶器 朱泥小皿 輪花
ヤマコー の「朱泥小皿 輪花」は、美しい朱色が魅力の清水焼の豆皿です。
粉引きの生地に朱泥釉という釉薬がかけられており、鮮やかな色味が食卓を華やかにしてくれます。
浮きにくい色味なので他の食器とのコーディネートもしやすいでしょう。
商品詳細
商品名 | ヤマコー 京陶器 朱泥小皿 輪花 |
素材 | 陶器(清水焼) |
サイズ | 約Φ9.1cm×H1.2cm |
2. 藤正 錬金彩菊菱珍味
藤正の「錬金彩菊菱珍味」は、菊の葉をモチーフにした形状が可愛らしい豆皿です。
しっとりとした質感に金色の縁どりが上品な雰囲気を感じさせます。
特別感のある雰囲気は、おもてなしの席やギフトにもおすすめです。
チョコレートのような小さなお菓子をちょこんと乗せて、ティータイムのお供としてもぴったりなアイテムでしょう。
商品詳細
3. amabro(アマブロ )MAME 豆皿
最初にご紹介するのは「amabro」の可愛い豆皿です。
伝統的な柄に金の上絵付けが施されたおしゃれなデザインで、食卓を楽しい雰囲気にしてくれます。
赤とゴールドの専用ボックス付きで、ギフトにもおすすめです。
商品詳細
商品名 | amabro(アマブロ )MAME 豆皿 |
素材 | 磁器(有田焼) |
サイズ | φ90mm~110mm |
4. 東屋(あずまや)印判豆皿
「東屋」のこちらの豆皿は、明治時代から続く、版を転写して量産する「印判(いんばん)」の製法を用いたものです。
古くから日本人に好まれてきた梅、扇、ひょうたんなどの形をモチーフにし、藍と白で上品に仕上げられています。
落ち着いた雰囲気の豆皿は、揃えて使うことで食卓に魅力的なアクセントを添えることができるでしょう。
商品詳細
商品名 | 東屋(あずまや)印判豆皿 |
素材 | 磁器(天草陶石) |
サイズ | 梅:約Φ82×H20mm たんぽぽ:約Φ81×H19mm ひまわり:約Φ82×H20mm 木瓜:約W92×D63×H25mm ひょうたん:約W90×D72×H19mm 扇:約W102×D63×H17mm 桃:約W83×D80×H23mm |
5. KIHARA Botanical 豆皿 5枚セット
シンプルでモダンなデザインが人気の「KIHARA」の豆皿セットです。
北欧のような雰囲気が感じられる可愛い花のデザインは、コスモス・アジサイ・ポピー・タンポポ・アネモネの5種類の花をイメージしています。
手作業によって描かれる温かみのある絵付けが、波佐見焼の味わいを感じさせてくれる豆皿です。
商品名 | KIHARA Botanical 豆皿 5枚セット |
素材 | 磁器(波佐見焼) |
サイズ | 約φ90×H15mm |
6. ヤマ吾陶器 美濃焼 手づくり風モダン小皿
ヤマ吾陶器の「美濃焼 手づくり風モダン小皿」は、手描きのようなモダンな模様が施された小皿です。
それぞれ柄の違う8枚のセットは食卓を華やかにし、来客の際のおもてなしにも重宝する使い勝手のよいアイテムでしょう。
小さな和菓子をのせても可愛く決まります。
商品詳細
商品名 | ヤマ吾陶器 美濃焼 手づくり風モダン小皿 |
種類・サイズ | 直径8×高さ1.2cm |
材質 | 磁器 |
電子レンジ | ◯ |
食器洗浄機 | ◯ |
7. トウメイ 箔 豆皿 4枚セット 木箱入り
和モダンな雰囲気がおしゃれな豆皿です。
白い和紙のような佇まいに金箔で施された柄が、シンプルながらインパクトを与えます。
11cmと大きめサイズなので、小皿のように使うことができ副菜を盛り付けやすいでしょう。
商品詳細
商品名 | トウメイ 箔 豆皿 4枚セット 木箱入り |
素材 | アクリル樹脂、箔 |
サイズ | Ф110×H10 mm |
8. 陶房眞喜屋 眞喜屋修作 豆皿
陶房眞喜屋・眞喜屋修さんのこちらの豆皿は、全7柄でそれぞれの個性が楽しめます。
コバルトを中心に使用し統一感があるため、テーブルコーディネートもしやすく他の食器とも合わせやすいでしょう。
沖縄らしい大胆さがありながらも、北欧のような可愛らしさも備えています。
食卓を楽しくおしゃれに彩ってくれる豆皿です。
商品詳細
商品名 | 陶房眞喜屋 眞喜屋修作 豆皿 |
素材 | 陶器(やちむん) |
サイズ | Ф11cm×H2.5cm |
9. 福珠窯 銀彩染付 3.3寸段入小皿
福珠窯の可愛らしくも特別感のある小皿は、銀彩が染付の絵柄を際立たせたバランスのよいデザインです。
10㎝の大きさも使いやすく、ちょっとした副菜を乗せたり、薬味や醤油用の小皿としても使え、さまざまな用途に応用できる便利なサイズ感です。
他にも、ぶどう蝶、丸紋、双鹿図、市松などの絵付けがあり、絵柄違いで何枚か揃えても楽しめるでしょう。
商品詳細
商品名 | 福珠窯 銀彩染付 3.3寸段入小皿 |
素材 | 磁器(有田焼) |
サイズ | Ф10cm×H1.8cm |
10. 陶悦窯 黒柚子銀塗り折紙小皿
「陶悦窯」のこちらの作品は、窯変釉による味わい深い表情と、その上に塗られたプラチナ(銀)の高級感が魅力的な豆皿です。
窯変釉とは、窯の中での火のあたり方や温度などの条件の違いで自然にできる色彩や模様の異なりを、人為的に施す釉薬のことを言います。
やや重厚感の感じられる質感と、さりげなく一角が折られた四角型が特徴的です。
和洋どちらの料理にもよく合い、菓子皿としてもおすすめの逸品でしょう。
商品詳細
商品名 | 陶悦窯 黒柚子銀塗り折紙小皿 |
素材 | 磁器(有田焼) |
サイズ | Ф9.5cm×H1.9cm |
可愛い豆皿を使って食卓をおしゃれに演出しましょう!
いかがでしたか?
おしゃれで可愛い豆皿のおすすめ・人気10選をご紹介しました。
本記事で大切なことをまとめると次のとおりです。
- 豆皿はバリエーション豊かなデザインと使い勝手のよさで人気のあるアイテム
- 選び方のポイントは「素材」「サイズ」「デザイン」の3つ
- おすすめは「ヤマコー 京陶器 朱泥小皿 輪花」「amabro MAME 豆皿」など
豆皿は、小さいながらもさまざまなシーンで活躍してくれる便利で魅力的なアイテムです。
ぜひ本記事を参考に、お気に入りの豆皿を見つけて、彩り豊かで楽しいテーブルコーディネートを楽しんでください!
コメント