【2023】かっこいい黒い包丁のおすすめ人気7選！種類や選び方も紹介

2023年3月28日2023年9月22日

スタイリッシュでかっこいい黒い包丁に憧れませんか？

独特な雰囲気を持った黒い包丁は、人の目を惹く外見のかっこよさがありますね。

本記事では、見た目だけでなく、刃物としての優れた性能も兼ね備えたおすすめ7選をご紹介するとともに、その種類や選び方までお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてください。

本記事の監修者

BIENSUR 遅澤聡

1978年、東京都足立区生まれ職人の家系で祖父は昭和天皇陛下の印鑑つくりにも携わる。
高校生の頃、料理に興味を持ちフランス料理の教室に通い始める。

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元宮内庁大膳課司厨士長渡辺誠氏の紹介でフランス料理業界に入門。
23歳から10年間恵比寿、白金、目黒のレストランで料理長を務める。
2012年五反田、大崎に『料理教室サロンＢＩＥＮＳＵＲ』開業。

黒い包丁の魅力

包丁はシルバーが一般的ですが、黒い包丁は見た目にスタイリッシュで魅力的ですよね。

黒というカラーの印象から、高級感や強靭さも感じられ、料理好きな男性にも人気があります。

ところで、黒い刀身はいったいどのようにして作られているのでしょうか。

次の項目で、その秘密に迫ってみましょう。

黒い包丁の種類

黒い包丁の「黒」は、焼入れ時に出る酸化膜であったり、後から染めたものだったりと、大きく分けて3つの種類があります。

まとめると次のとおりです。

黒打ち包丁
黒染め包丁
セラミック包丁やチタンコーティングなど

1つずつ詳しく見ていきましょう。

黒打ち包丁

包丁の仕上げ方法には「磨き」と「黒打ち」の2種類があります。

「黒打ち」仕上げは、焼入れによって黒くなった表面を、刃の部分だけ削り、後の部分はあえてそのまま残したものです。

一方、「磨き」仕上げは、それらをすべてきれいに研磨したもので、一般的に見るシルバーの刀身は、すべて磨き仕上げということです。

無骨で渋い雰囲気が魅力の黒打ち包丁は、磨き仕上げよりも比較的錆びにくい特徴を持っています。

赤錆と黒錆び

本来、包丁は錆びないようにするものですが、黒打ち包丁は言わば最初から刃が錆びた状態。

しかし、これは「黒錆び」といって、鉄が安定した状態の良性の錆びです。

悪性の「赤錆び」とは異なり、鉄がぼろぼろと崩れることもありません。

黒錆びは、鉄の表面に酸化膜を作ってコーティングの役目をしているので、むしろそれ以上錆びることは少なく、錆びても目立ちにくいと言われています。

「錆びを用いて、錆びから守る」性質を備えているのが、黒打ち包丁なのです。

黒染め包丁

包丁を、後から人工的に錆びさせて黒く染める、黒錆び加工という方法もあります。

そうした方法で作られた黒染め包丁は、赤錆びの付着を予防するメリットがあり、渋さのある独特な雰囲気を持っています。

最近は、包丁の錆止め効果、また、デザイン性のある黒い包丁にする目的で、黒染め包丁が増えてきています。

セラミック包丁やチタンコーティングなど

白いセラミック包丁はスタンダードですが、黒のセラミック包丁や、黒のチタンコーティングも人気があります。

セラミックの質感と相まってモダンな印象になり、おしゃれですよね。

キッチンにシックな雰囲気が出るので、インテリアとしても楽しめます。

黒い包丁のメリット・デメリット

メリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット	デメリット
・錆びにくい・独特な存在感がある・磨き包丁より比較的リーズナブル	・重々しい雰囲気が苦手な方も・セラミックの場合は欠けやすい・チタンの場合はやや切れ味が悪い

メリット・デメリットをよく把握したうえで、購入を検討しましょう。

黒い包丁の選び方

黒い包丁のおすすめをご紹介する前に、選び方のコツをお伝えします。

主な選び方のポイントは次の3つ。

デザイン
刃の材質
柄の材質

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1. デザイン　

黒い包丁の存在感に憧れる方も多いと思いますが、同じ黒でも、質感や色の出方などで印象が変わってきます。

男気ある無骨なタイプ
洗練されたスタイリッシュなタイプ
高級感のあるモダンなタイプ
カジュアルでシンプルなタイプ

など、さまざまな魅力を持った個性的な黒包丁がたくさんあります。

キッチンや厨房のイメージ、自分のスタイルに合わせて楽しく選びましょう。

2. 刃の材質

黒い包丁に使われる刃の材質は、一般的な包丁と同じです。

ここでは主に、鋼、ステンレス、セラミック、チタンの4種類について見てみましょう。

スクロールできます

刃の材質	黒包丁としての種類	特徴	おすすめの方
鋼	黒打ち包丁・黒染め包丁	とにかく切れ味抜群	切れ味重視の方・料理上級者
ステンレス	黒染め包丁	錆びにくく扱いやすい	扱いやすさ重視の方・初心者
セラミック	ー	錆びの心配がない	軽くてお手入れの手軽さ重視の方・初心者
チタン	ー	軽くて錆びない	切れ味にこだわりのない方・軽さと扱いやすさ重視の方

3. 柄の材質

包丁を選ぶ際に、刃と同じくらいしっかりとチェックしたいのが柄です。

どんなによく切れる包丁でも、自分に合った柄でなければ上手に使いこなすことはできません。

実際に握り心地などを確認することをおすすめしますが、難しい場合は、その包丁の商品情報や口コミなどを参考にして、できる限り使用感をチェックするようにしましょう。

また、包丁の柄に使われる材質は、大きく分けて、ステンレス製、木製、樹脂製の3種類があります。

それぞれの材質の特徴は次のとおりです。

スクロールできます

柄の材質	特徴	おすすめの方
ステンレス	耐久性に優れ、衛生的に保てる	長く愛用したい方
木製	手に馴染みやすく、温かみがある	握りやすさ重視の方
樹脂製	軽量で、カラーバリエーションが豊富	軽い包丁で調理したい方

自分に合ったものを選びましょう。

黒い包丁のおすすめ人気7選！黒打ち包丁からセラミック包丁まで紹介

ここからは、おすすめの黒い包丁をご紹介していきます。

先に述べた「黒い包丁の選び方」を基に、厳選した7選をまとめると次のとおりです。

スクロールできます

商品名	種類	デザイン	刃の材質	柄の材質
1. 實光【銀座青】刺身切付	刺身包丁	高級感ある和モダンな印象	青二号	黒檀
2. 堺孝行黒影 V金10号鎚目テフロン加工剣型三徳包丁和包丁	三徳包丁	赤と黒の強いコントラストが斬新	V金10号	樫の木漆塗り(皇赤)
3. 堺一文字光秀一文字鴉 VG10ダマスカス黒染切り付け牛刀ウォールナット柄	牛刀	男らしさと温かみが混在したデザイン	V金10号	ウォールナット
4. remy kuro. 三徳包丁	三徳包丁	シンプルでスタイリッシュ	モリブデンバナジウムステンレス鋼	ステンレス鋼
5. COOK & DINE HAYAMA オリジナル安立勝重作・越前黒打包丁三徳包丁	三徳包丁	和洋折衷なデザイン	鋼	アメリカンチェリー
6. 京セラ cocochical(ココチカル) スライスナイフ	スライスナイフ	シンプルでカジュアル	ファインセラミックス	ポリプロピレン
7.京セラ包丁木柄 HIP加工ファインセラミック三徳	三徳包丁	シックでエレガントな印象	ファインセラミックス	積層強化木