業務用真空パック機のおすすめ人気7選！家庭用との違いや選び方を紹介

食品の長期保存を可能にしてくれる真空パック機には様々な種類があります。

中でも業務用モデルは、優秀な脱気力が魅力です。

そこで本記事ではおすすめの業務用真空パック機を7選紹介！

選び方のポイントもお伝えするのでぜひ参考にしてください。

業務用真空パック機とは？

業務用真空パック機とは、袋やフィルムの中の空気を抜いて真空パックにするために用いられる機器のことです。

中に入れるものの変質を防ぐことができるため、食品や酸化しやすい自動車に部品などの鮮度・品質を長持ちさせることを目的として使用されています。

最近では、真空パックした下処理済みの食材を低温で加熱する「低温調理」でも注目されている機器です。

業務用と家庭用の違い

真空パック機の「業務用」と「家庭用」の違いはどこにあるのでしょうか？

最も大きな違いは、脱気力です。

家庭用のものは一般的に60〜80kPaですが、業務用のものは80kPa以上のものが多く、高いものは120kPa以上の十分なパワーを持っているものもあります。

また、少量の液体を脱気できるタイプもあるため、水分の多い食品の保存にも活用できることもメリットです。

価格は家庭用よりも高くなりますが、脱気力の高さを優先するなら業務用がおすすめです。

業務用真空パック機の選び方

たくさんの業務用真空パック機からニーズに合ったものを選ぶためには、どのような点に目を向ければ良いでのでしょうか？

選び方のポイントをまとめると次のとおりです。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

方式

業務用真空パック機は、大きく分けると次のような2つの方式に分類することができます。

1つずつ見ていきましょう。

ノズル式

ノズル式は、家庭用に多いタイプです。

袋の中の空気をノズルで吸引して脱気して密閉します。

比較的コストが低く、手早く短時間で脱気できるのがメリットです。

家庭用のノズル式は真空度はさほど高くなく、液体は真空パックできないなどのデメリットがありますが、業務用のものは120kPaほどの高脱気力を持つものもあり、汁気のあるものにも対応可能なものがあります。

チャンバー式

チャンバー式は、機器のボックス内に真空にしたいものを袋に入れてセットし、ボックス内全体を真空状態にする方法です。

業務用で用いられる場合はノズル式よりもチャンバー式の方が多く、シール装置も内蔵されているため非常に高い真空度が得られます。

また、ノズル式では難しい液体の処理も、チャンバー式であれば真空包装することが可能です。

ただ、機器ごとに袋のサイズが決まっていたり、真空にするまでに時間がかかるなどのデメリットがあります。

タイプ

業務用真空パック機は、大きく分けて「卓上タイプ」と「据置きタイプ」があります。

それぞれの特徴をまとめてみましょう。

タイプ	特徴
卓上型	・コンパクトで小さなスペースに設置できる ・縦横30cm程度の小さな製品におすすめ
据置き型	・サイズが大きくある程度の設置スペースが必要 ・卓上型よりも処理能力が高い ・一度にたくさんの量を生産したい場合におすすめ

ニーズに合ったものを選びましょう。

使いやすさ

真空パック機を選ぶ際には、操作がしやすいかどうかをチェックすることも大切なポイントです。

いくら性能が良くても、操作がしにくいとストレスになってしまいます。

ボタン1つで操作できるものや軽い力でロックできるものなど、使いやすいものを選びましょう。

業務用真空パック機のおすすめ人気7選！高性能で使いやすいモデルを紹介

ここからは、おすすめの業務用真空パック機を紹介していきます。

さきほどの選び方をもとに厳選した7選をまとめると次のとおりです。

No.	商品名	方式・タイプ	サイズ	脱気力	使いやすさ
1	フードシールド 業務用 真空パック器 JP290	ノズル式・卓上型	W380xD148xH72mm	80kPa	○
2	Smativ+真空パック器	ノズル式・卓上タイプ	W480×D220×H95mm	120kPa	○
3	MOPACK 真空包装機 SUZ-260P	チャンバー式・据置き型	W330× D480×H350mm	記載なし	○
4	MOPACK 真空包装機 MOL-260	チャンバー式・据置きタイプ	W335× D495×H340mm	記載なし	○
5	石島商事 業務用 自動真空包装機(真空パック器) SK-300H	チャンバー式・据置きタイプ	W370×D480×H400mm	記載なし	○
6	Kocokara 真空パック器 脱気シーラー	ノズル式・卓上タイプ	W155×D375×H80mm	85kPa	○
7	Wevac ステンレス製 真空パック機	チャンバー式・卓上型	W436×D280×H151mm	95kPa	○

1つずつ見ていきましょう。

1. フードシールド 業務用 真空パック器 JP290

専用袋が不要で、業務用の真空ナイロンポリ袋で対応できる真空パック機です。

そのため、コストを気にせず大量生産できるところが魅力。

水分分離容器を搭載しており、ノズル式でありながら水分を含んだものにも対応できます。

また、4つのボタンで作業が完了し、簡単で使いやすい真空パック機です。

商品詳細

製品名	フードシールド 業務用 真空パック器 JP290
方式・タイプ	ノズル式・卓上型
サイズ	W380xD148xH72mm
脱気力	80kPa
使いやすさ	○

2. Smativ+真空パック器

プロ仕様のハイエンドモデルの真空パック機です。

吸引力抜群なだけでなく、水分を含んだものにも対応できます。

専用袋不要でコストを抑えられ、120kPaの強力な脱気力でしっかりとパックしてくれます。

耐久性が高く、ランニングコストも削減できる頼れるモデルです。

商品詳細

製品名	Smativ+真空パック器
方式・タイプ	ノズル式・卓上タイプ
サイズ	W480×D220×H95mm
脱気力	120kPa
使いやすさ	○

3. MOPACK 真空包装機 SUZ-260PD

高い真空能力が魅力の、チャンバー式真空パック機です。

従来のものより真空時間が速く、30〜40秒で完了することができます。

背面パネルのネジを外すだけで簡単にオイル交換もでき、初めての方でも簡単操作で使いやすいモデルです。

商品詳細

製品名	MOPACK 真空包装機 SUZ-260PD
方式・タイプ	チャンバー式・据置き型
サイズ	W330× D480×H350mm
脱気力	記載なし
使いやすさ	○

4. MOPACK 真空包装機 MOL-260

さきほどと同じ、株式会社グランテクノが作るMOPACKの製品です。

コストを下げつつも、業務用真空ポンプを使用しているため使いやすいモデルです。

そのため、初めての導入機としてもおすすめ。

商品詳細

製品名	MOPACK 真空包装機 MOL-260
方式・タイプ	チャンバー式・据置きタイプ
サイズ	W335× D495×H340mm
脱気力	記載なし
使いやすさ	○

5. 石島商事 業務用 自動真空包装機(真空パック器) SK-300H

チャンバー式、据置きタイプの真空パック機です。

付属品の傾斜板を使うことで液状のものもこぼれにくくなり、便利です。

傾斜板を外して深底タイプとして使用すれば、鶏1羽を丸ごと真空パックすることも可能です。

購入後も部品の供給や修理など、電話でしっかりと対応してくれます。

商品詳細

製品名	石島商事 業務用 自動真空包装機 SK-300H
方式・タイプ	チャンバー式・据置きタイプ
サイズ	W370×D480×H400mm
脱気力	記載なし
使いやすさ	○

6. Kocokara 真空パック器 脱気シーラー

誰でも簡単に操作可能な使いやすい真空パック機です。

専用袋を使用しますが、購入時に100枚プレゼントを受け取ることができます。

真空パック、シール機能のほか、本体と別売りキャニスターをホースで繋げばボタン1つで短時間でマリネを作ることが可能です。

業務用としてだけでなく家庭用としても使いやすいモデルです。

商品詳細

製品名	Kocokara 真空パック器 脱気シーラー
方式・タイプ	ノズル式・卓上タイプ
サイズ	W155×D375×H80mm
脱気力	85kPa
使いやすさ	○

7. Wevac ステンレス製 真空パック機

95kPaの脱気力で食品をしっかりと真空パックしてくれます。

ショートカットボタンで真空とシールを連続して行えるため、効率の良い作業がかないます。

ドライ、ウェット、汁物など様々なものを真空パックでき、特に汁物がこぼれた場合には、機械に液体が流れ込まないよう集水カップが付いているため便利です。

商品詳細

製品名	Wevac ステンレス製 真空パック機
方式・タイプ	チャンバー式・卓上型
サイズ	W436×D280×H151mm
脱気力	95kPa
使いやすさ	○

業務用真空パック機を使って食品を長持ちさせましょう！

いかがでしたか？

業務用真空パック機のおすすめ・人気7選や選び方のコツなどを紹介しました。

本記事のポイントをまとめると次のとおりです。

ぜひニーズに合った業務用真空パックを選んで、効率よく活用しましょう！