豆皿とは?その魅力や小皿との違いを徹底解説!可愛いおすすめも紹介

手のひらにおさまるサイズ感が可愛い豆皿。

小さいながらも様々なシーンで活躍してくれるアイテムです。

本記事では、そんな豆皿の魅力に迫るとともに、その歴史や使い方、おしゃれなおすすめも紹介していきます。

豆皿について知りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

豆皿とは?

豆皿とは?

豆皿とは、小皿の中でももっとも小さく、手のひらにおさまるほどのサイズです。

一般的には大体10cm以下のものが「豆皿」と呼ばれています。

丸に限らず四角や楕円、花形など、小さいからこその多種多様なデザインが楽しめ、幅広い用途で活躍してくれるアイテムです。

豆皿と小皿の違い

豆皿と小皿は何が違うの?と疑問に感じる方も少なくないでしょう。

豆皿は、大きく分類する場合には小皿のカテゴリーに入れられることもあります。

しかし、正確に言えば、豆皿と小皿はその大きさに違いがあるのです。

  • 豆皿:3寸・10cm以下
  • 小皿:4〜5寸・12cm〜15cm程度

上記のようなサイズの違いがあります。

和食器の場合、サイズを表すときに「cm」ではなく「寸」が使われることがありますが、目安として「1寸=3cm」と覚えておくとよいでしょう。

豆皿の魅力

豆皿の魅力

可愛らしい姿の豆皿には、様々な形状や美しい絵付け、おしゃれな形状など、個性的なものがたくさんあります。

豆皿の魅力をまとめてみましょう。

  • さまざまなデザインが楽しめる
  • 幅広い用途で使える
  • バランスの良い食事をしやすくなる

テーブルに並べるだけでパッと華やかになり、ちょっとした副菜や薬味、お菓子やフルーツなどを盛り付けて並べるだけでワクワクとした雰囲気にしてくれます。

さらに、たくさんの豆皿を使うことで、料理の品数が増えさまざまな食材を少しずつ食べられます。

そのため、自然にヘルシーな食事を摂ることができるのも大きな魅力でしょう。

豆皿という名前ではありますが、取り皿、醤油・薬味皿、デザート皿、箸置きなど幅広い用途で使える頼れるお皿です。

また、食材だけでなく、アクセサリーや小物を置いておくトレーとしてもおしゃれに活用できます。

豆皿の歴史

豆皿の歴史

豆皿の原点は、1640年の江戸時代に日本で誕生した「手塩皿」だとされています。

手塩皿とは、食膳の不浄を払うために塩を盛ったり、醤油のような調味料を入れて使われていた小皿のことです。

当時、手塩皿を使うのは上流階級に限られており、庶民が使えるようになったのは江戸後期のことでした。

そして江戸後期から現代にかけて食文化が多様になるにつれ、手塩皿の使い方にも変化が現れ始めます。

たくさんの食器を用いることよりも、幅広い用途で使える食器が重宝されるようになってきたのです。

これによって、手塩皿は調味料だけでなくお菓子やちょっとした副菜などにも使われるようになり、さまざまな使い方が楽しまれるようになりました。

この頃から、手塩皿は名前を変え「豆皿」や「醤油皿」と呼ばれるようになったのです。

豆皿の選び方

豆皿の選び方

豆皿にはさまざまな種類のものがあり、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、たくさんの豆皿の中からお気に入りの1枚を選ぶためのコツを押さえておきましょう。

ポイントは次の3つです。

  1. 素材
  2. サイズ
  3. デザイン

1つずつ見ていきましょう。

1. 素材

豆皿にはさまざまな素材がありますが、主なものをまとめると次の5つです。

  • 陶磁器
  • ガラス
  • 樹脂
  • 木製
  • 金属

それぞれの特徴を見てみましょう。

陶磁器

焼きものと言われる陶磁器には、土由来の「陶器」と石由来の「磁器」の2種類があります。

陶器は、ざらりとした土っぽい温かみのある風合いを特徴とするのに対し、磁器はつるりとした素地で涼やかな印象を持っています。

どちらも、日本で作られる焼きもの独特な美しさが魅力です。

ガラス

涼しげで美しい透明感を持つガラスは、暑い季節に重宝する素材です。

他の食器とのコーディネートがしやすいことから、どんなシーンでも使いやすいことも魅力です。

また、食材の色や質感を引き立ててくれるため、料理の美しさがワンランクアップします。

樹脂製

樹脂は、軽くて扱いやすい素材です。

落としても割れたり欠けたりしにくいため、小さなお子さんでも安心して使えます。

ただ、陶磁器やガラスのものと比較して高級感には欠けるため、フォーマルなシーンにはあまり向きません。

木製

木製の豆皿は、自然のぬくもりが感じられることがメリットです。

ナチュラルな空間を演出でき、リラックスした雰囲気で食事を楽しめます。

水に弱いため、使用後はしっかりと乾燥させてから収納しましょう。

金属製

金属製の豆皿は、光沢のある高級感が魅力でスタイリッシュなデザインのものも多くあります。

豆皿によく使用される金属は「錫」です。

錫は、錆びにくく割れにくいため扱いやすいことがメリット。

金属臭もほとんどないため気持ちよく使えるでしょう。

2. サイズ

豆皿のサイズは一般的に5〜10cm程度です。

目的に合わせて使いやすいサイズを選ぶことが大切です。

  • 9cm前後:少量の副菜やおつまみなど
  • 5cm前後:薬味やちょっとしたお漬物など

上記を参考に、自分の用途に合ったサイズ選びをしましょう。

また、醤油やタレ、汁気の多いお浸しのようなメニューを盛り付けたい場合には、深さのあるものが便利です。

汁がこぼれたり跳ねたりするのを防ぎやすくなります。

3. デザイン

豆皿のデザインは、色、形状など多種多様なバリエーションがあります。

もっとも大切なことは、自分の好きなデザインを選ぶことです。

小さな豆皿は、丸型、四角型、花型など、いろいろな形や色・柄を取りいれても食卓で浮くことがないのがメリットです。

むしろ食卓のアクセントとなり魅力的なテーブルコーディネートが楽しめます。

統一感を持たせたいときには、色や素材など、ポイントとなる部分を他の食器と合わせていくとバランスよくまとめやすいでしょう。

おしゃれなデザインの豆皿おすすめ人気3選!

豆皿の歴史

ここからは、おすすめ・人気のおしゃれな豆皿を3選紹介します。

まとめると次のとおりです。

スクロールできます
No.商品名素材サイズ電子レンジ食器洗浄機
1藤正・雲 小分け豆皿磁器8cm×13.8cm×1.5cm××
2藤正・錦白輪々角豆皿磁器8.8cm×8.8cm×1.5cm×
3ケーアイ・ゆず豆皿陶器7.2mm×6.5mmH1.5cm××

1つずつ見ていきましょう。

1. 藤正・雲 小分け豆皿

1. 藤正・雲 小分け豆皿

波佐見焼の窯元「重山窯」で作られた上品な豆皿です。

2つに仕切られているため、ソース、醤油、塩など調味料の使い分けに便利に使えます。

立体的に描かれた雲の様子はハレの日にも相応しく、ギフトにも喜ばれるでしょう。

商品詳細

商品名藤正・雲 小分け豆皿
素材磁器
サイズ8cm×13.8cm×1.5cm
電子レンジ×
食器洗浄機×

2. 藤正・錦白輪々角豆皿

2. 藤正・錦白輪々角豆皿

ランダムに描かれた花びらのような水玉模様が特徴的な豆皿です。

パステル調の淡い色味は軽やかな動きを感じさせ、涼やかで彩りのある和菓子と相性よく楽しめます。

やや深さがあるため、シャーベットのように溶けるものや汁気の出るもの、お浸しなどにも重宝し、使い勝手のよいアイテムです。

商品詳細

商品名藤正・錦白輪々角豆皿
素材磁器
サイズ8.8cm×8.8cm×1.5cm
電子レンジ×
食器洗浄機×

3. ケーアイ・ゆず豆皿

3. ケーアイ・ゆず豆皿

ゆずを形どった「ケーアイ」の可愛らしい豆皿です。

手描きならではのあたたかみのあるタッチは、ほっこりとした雰囲気が感じられます。

薬味やお漬物などはもちろん、大きなワンプレートの中にちょこんと乗せればアクセントにもなり、小さいながら食卓を明るく演出してくれる豆皿です。

商品詳細

商品名ケーアイ・ゆず豆皿
素材陶器
サイズ7.2mm×6.5mmH1.5cm
電子レンジ×
食器洗浄機×

豆皿を使ってもっと楽しみましょう!

豆皿を使ってもっと楽しみましょう!

いかがでしたか?

豆皿の魅力に迫るとともに、歴史やおすすめなどを紹介してきました。

本記事のポイントをまとめると次のとおりです。

この記事のまとめ
  • 豆皿は手のひらにおさまるほどの10cm以下ほどの小さなお皿
  • 豆皿と小皿はサイズが異なり、豆皿は10cm以下、小皿は12〜15cm程度とされている
  • さまざまなデザインが楽しめ、幅広い用途で使える便利なお皿
  • 食卓にたくさん並べることで華やかになり、バランスの良い食事がしやすくなる
  • 選び方のコツは「素材」「サイズ」「デザイン」の3つをチェックすること
  • 江戸時代に誕生した豆皿は、当時「手塩皿」と呼ばれ、調味料用として使われていた
  • おすすめの豆皿は「藤正・雲 小分け豆皿」「ケーアイ・ゆず豆皿」など

さまざまな魅力を持つ豆皿は、幅広い用途で使える頼れるアイテムです。

ぜひ豆皿を手にとって色々なシーンで活用してみてください!

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