香りを楽しむ大人の土瓶蒸

新人1年生
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こんにちは、新人1年生です。前回のブログはいかがでしたでしょうか。

こんにちは、新人1年生です。前回のブログはいかがでしたでしょうか。今回のブログは、Instagramピックアップ商品を深くお伝えしていきたいと思います。

秋の味覚・・・いえ、匂いを感じます!
美味しいお料理って香りも素敵ですよね、食欲がグッと増します。

自分へのご褒美に普段は行けないけどたまには、なんて思い素敵なお店でお食事を楽しんだりする方も多いと思います。
洋食、中華と様々なお料理がありますが今回は懐石料理でいかせていただきます!

懐石料理って種類も沢山ありますが皆さんは土瓶蒸しってご存じですか?

目次

秋の味覚をぎゅっと閉じ込めた土瓶蒸し

土瓶蒸しとは、土瓶を使って作る蒸し物のことを言い、懐石料理によく出てくる料理です。
土瓶にまつたけ、ハモなどの具材をいれ、お出汁と具材の香りを効かせた蒸し料理となっています。
中でも「まつたけの土瓶蒸し」が代表的ですよね。
まつたけの土瓶蒸しには、まつたけをはじめ、白身魚やえび、鶏肉、みつば、ぎんなんなどといった具材とだし汁を、土瓶に入れて軽く蒸して作ります。

え、そもそもなぜ「土瓶」で蒸すの?

詳しくは解らないのですが、農夫が山里で採った物を調理して食そうとした際に鍋が無いことに気付き、土瓶を代用したことが始まりだと言われています。
そう言えば、「すき焼き」の鋤(すき)も農具が由来となっているそうですよね。

土瓶とは、日本の伝統的な食器の一種です。
陶器製であれば、直接火にかけることができる物もありますが、磁器製である場合は直接火にかけず、急須のようにして使います。
一般的な土瓶の形状としては、湯を溜める胴部に注ぎ口が付いていて、その肩の両側に耳をつけ、両耳の間に弦をかけ渡したところを持ち手とします。
胴部本体の上に持ち手がくることから、上手(うわで)と呼ぶそうです。
持ち手は、胴部と一体となっている陶磁器製のものもありますが、熱を伝えにくい別材が使用されていることが多いです。

土瓶蒸しマナー

土瓶蒸しの説明をさせていただきましたが、ここで土瓶蒸しマナー!
急須のような形の器で出されるまつたけの土瓶蒸しは、中身をどう食べればいいのかと迷われる方も多いですよね。
それでは、土瓶蒸しの食べ方をお伝えします。
具体的には、まず伏せてあるお猪口の底を、右手で取りフタを開けるように下に置きましょう。
ちなみに、このお猪口は取り皿として使用します。
土瓶蒸しにはスダチを入れるのですが、スダチを入れる前に香りを楽しむために、お猪口に汁を注ぎます。次に、蓋を開けてスダチを搾って味をみるのです。
土瓶蒸しの汁を飲む際は、左手を蓋に添えて、蓋を戻して急須でお茶を入れるように、中の汁をお猪口に注ぎます。
具を食べる際は、蓋を開けて下に置いたお猪口に具を取り、食べるときにお猪口を手に持ちます。
くれぐれも、最初に汁を全部飲まないように注意しましょう。
土瓶蒸しは、汁を飲んだら次は具を・・・というように、汁と具を交互にいただいていきます。
食べ終わったら、蓋とお猪口は元の位置へ戻しておくことも、マナーです。

なかなかご自宅で土瓶蒸しを作る機会はないかと思いますが料亭の味をご自宅で楽しんだり、大切なイベントでいつもと違ったお料理を振る舞ってみてはいかがでしょうか。
大人の雰囲気を演出して楽しんでみてください。

明日はKOHNOさんのブログです。
また明日お会いしましょう。

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