【厳選】肉用包丁のおすすめ人気15選！種類や選び方もご紹介

包丁にはさまざまな種類がありますが、肉切りにも多くの種類があります。

本記事では牛刀包丁や筋引き包丁などの肉用包丁のおすすめを15選ご紹介していきます！

肉を切るのに役立つ包丁のおすすめを知りたい方は必見です。

肉用包丁の特徴

肉用包丁は、肉を切るために特化した包丁で、その特徴は刃の形状、長さ、素材、ハンドルの形状など、様々な点で他の包丁と異なります。

ここでは、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

刃の形状

この幅広で厚い刃は、大きな肉塊を切る際に安定感を提供し、骨付き肉を切る際に必要な強度を持っています。

また、肉用包丁の刃先は、若干の丸みを帯びているのが一般的で、この丸みを帯びた刃先は、肉を切る際に刃先が肉に引っかかりにくく、スムーズな切れ味を実現します。

さらに、肉用包丁の刃は、片刃（片側のみが研ぎ澄まされている）であることが多いです。

片刃の包丁は、肉を切る際に必要な鋭い切れ味を発揮しやすいです。

刃の長さ

肉用包丁の刃は、一般的に刃渡りが長めに設計されています。

この長い刃は、大きな肉塊を一度に切ることができ、スムーズに作業することができます。

肉用包丁の刃渡りは、通常18cm〜30cmほどで、刃渡りが長いほど、大きな肉塊を扱うことができますが、同時に包丁の重量も増します。

適切な刃渡りは、扱う肉の大きさや、使用者の手の大きさなどによって異なります。

自分に合った刃渡りの肉用包丁を選ぶことようにしましょう。

また、長い刃は、肉を薄くスライスする際にも威力を発揮します。一定の厚さで肉をスライスするには、長い刃が適しています。

刃の素材

代表的な素材は、ステンレス鋼と高炭素鋼です。

ステンレス鋼は、錆びにくく、メンテナンスが容易な素材で、適度な硬度を持ち、切れ味の持続性も良好です。

一方、高炭素鋼は、ステンレス鋼よりも高い硬度を持ち、優れた切れ味を発揮しますが、錆びやすいというデメリットがあります。

近年肉用包丁に使用されているのが、ステンレス鋼と高炭素鋼の長所を組み合わせた、クラッド鋼（複合鋼）です。

クラッド鋼は、芯材に高炭素鋼、外層にステンレス鋼を使用することで、優れた切れ味と錆びにくさを両立しています。

ハンドルの形状

ウェスタン型のハンドルは、洋包丁でよく見られる形状で、手になじみやすい曲線的なデザインが特徴です。

また、ハンドルの素材は、木やプラスチックが一般的で、適度な重量感があります。

一方、ジャパニーズ型のハンドルは、和包丁でよく見られる形状で、シンプルな丸い形状や八角形が特徴で、ハンドルの素材は、木が主流で、軽量かつ握りやすいデザインになっています。

また、肉用包丁のハンドルは、滑りにくい素材や表面加工が施されていることが多いです。

これにより、力を入れて肉を切る際にも、安定したグリップを維持することができます。

肉用包丁と魚用包丁の違い

肉用包丁と魚用包丁は、それぞれ対象とする食材に適した特徴を持っています。

特徴	肉用包丁	魚用包丁
刃の形状	幅広で厚みが薄く柔軟	幅広で厚みが薄く柔軟
刃の長さ	18cm〜30cm	15cm〜30cm
刃の素材	ステンレス鋼、高炭素鋼	ステンレス鋼、青鋼
ハンドルの形状	ウェスタン型、ジャパニーズ型	主にジャパニーズ型
用途	肉塊の切断、骨付き肉の処理	魚の下ろし、フィレ作業

肉用包丁は、幅広で厚みのある刃を持ち、大きな肉塊を切断したり、骨付き肉を処理したりするのに適しており、刃の長さは18cm〜30cmほどで、ステンレス鋼や高炭素鋼が主な刃の素材として使われます。

ハンドルは、ウェスタン型とジャパニーズ型の両方が存在。

一方、魚用包丁は、薄く柔軟な刃を持ち、魚の下ろしやフィレ作業に適しており、刃の長さは15cm〜30cmほどで、ステンレス鋼や青鋼が主な刃の素材として使われます。

ハンドルは、主にジャパニーズ型。

魚用包丁の代表的な種類には、出刃包丁、柳刃包丁、ふぐ引き包丁などがあります。

これらの包丁は、魚の種類や調理法に合わせて使い分けられているのです。

肉用包丁と魚用包丁は、対象とする食材の特性に合わせて設計されているため、用途に合った包丁を選ぶことが重要です。

肉切りに役立つ包丁の種類

食材を料理に合わせて切ったり、皮をむいたりと調理に欠かせない道具のひとつが包丁です。

包丁はデザインやサイズの違いのほか使用する食材によっても適した種類が異なり、知識がないと適した包丁を選ぶのは難しいと感じることもあるでしょう。

そこで、肉を切るのに使いやすい包丁とその特徴をご紹介します。

筋引き包丁

幅が狭く細長いフォルムが特徴で、切れ味がよいものなら刺身を引く際にも使いやすいでしょう。

三徳包丁

牛刀と菜切包丁の特徴を併せ持ち、肉や魚、野菜などさまざまな食材に使えるのが魅力です。

牛刀包丁

肉の塊を小さく切ったり、筋を切る際にも重宝しますが、野菜や魚を切る時にも役立ちます。

牛刀包丁は万能包丁・シェフナイフ・フレンチナイフとも呼ばれています。

肉用包丁の選び方

肉用の包丁はさまざまなメーカーから多くの種類が発売されています。

そのため、いざ肉用の包丁を購入しようとするとどれが適しているのか迷いがちです。

そこでここからは、肉用包丁の選び方を詳しく解説します。

購入前に選び方を確認して、スムーズに適した肉用包丁を手に入れる参考にしてください。

刃の種類

肉用の包丁を選ぶ際にまず確認したいのが刃に使われている素材の種類です。

肉用包丁の刃には主に鋼素材とステンレス素材が使われています。

それぞれに特徴が異なるため、下記の表で確認しましょう。

	鋼素材	ステンレス素材
切れ味	◎	◯
切れ味のキープ力	◎	◯
サビ	△	◯
手入れのしやすさ	△	◎

その一方で、それぞれにデメリットも存在します。

鋼素材のデメリットは、錆びやすい性質を持っていること。使用した後は水分をしっかりと拭き取るなど扱いには注意が必要です。

一方、ステンレス素材のデメリットは、鋼素材に比べて切れ味が劣ること。

それぞれ一長一短なので、自分好みのほうを選びましょう。

また、近年では鋼の切れ味とステンレスのサビにくさを組み合わせた包丁も発売されているので、興味がある方は検討してみてはいかがでしょう。

柄の種類

肉用包丁を選ぶ際には刃の種類のほか、柄（ハンドル）の種類にもこだわりたいものです。

使われている素材の種類はステンレス製・樹脂製・木製が一般的となっています。

以下に素材ごとのメリットデメリットを解説します。

刃渡り

肉用の包丁はサイズもさまざまです。

大きすぎても重くて手への負担が大きく、小さすぎても切りにくさを感じやすいでしょう。

一方で、大きい肉の塊を切るのみに使うサブ包丁を探している場合は、22cm以上を選ぶのもひとつの方法です。

使う頻度や収納場所に合わせて刃渡りを選ぶと失敗しにくいでしょう。

肉用包丁のおすすめ人気15選！

肉用包丁はさまざまなアイテムが発売されています。

デザインの良さだけで選ぶと機能性に納得できずに後悔することも珍しくありません。

前述の選び方を基にし、種類ごとに5種ずつ合計15種類の肉用包丁を厳選しました。

人気の肉用包丁15商品をまとめると以下の通りです。

ブランド	商品名	種類	刃渡り	重量	材料
グレステン	グレステン Tタイプ 筋引 30cm	筋引き包丁	300mm	280g	440Aベースグレステン鋼
福井 正広(マサヒロ)	福井 正広(マサヒロ) 口金付 筋引270mm	筋引き包丁	270mm	200g	高炭素ステンレス鋼
グレステン	グレステン Mタイプ 筋引 24cm	筋引き包丁	240mm	216g	グレステン鋼
福井 正広(マサヒロ)	正広作 モリブデン鋼ツバ付筋引 240mm	筋引き包丁	240mm	240g	高炭素ステンレス鋼
Misono	Misono スウェーデン鋼 筋引 270mm	筋引き包丁	270mm	165g	合金鋼
貝印	貝印 三徳包丁 関孫六 ダマスカス 165mm	三徳包丁	165mm	158g	ステンレス鋼
Zwilling	Zwilling ペティナイフ マルチパーパスナイフ	三徳包丁	ペティナイフ130mm／マルチパーパスナイフ180mm	ー	ステンレス
和 NAGOMI	和 NAGOMI 三徳包丁 180mm	三徳包丁	180mm	約180g	モリブデン鋼
アーネスト	アーネスト 三徳包丁 165mm	三徳包丁	165mm	90g	モリブデン・バナジウム鋼
福井 正広(マサヒロ)	正広作 MC割込包丁 MC-70 三徳型 160mm	三徳包丁	160mm	105g	高炭素鋼
貝印	貝印 関孫六 いまよう 槌目 210mm	牛刀包丁	210mm	159g	ステンレス鋼
安田刃物	安田刃物 関虎徹 V金10号 200mm	牛刀包丁	200mm	約164g	合金鋼
PAUDIN	PAUDIN 牛刀包丁200mm	牛刀包丁	200mm	196g	ステンレス鋼
Misono	Misono スウェーデン鋼 牛刀No.113 240mm	牛刀包丁	240mm	240g	合金鋼
堺孝行	堺孝行 ダマスカス 牛刀 包丁 210mm	牛刀包丁	210mm	280g	高炭素ステンレス鋼, ステンレス鋼

そこで、ここからは多くのユーザーから指示されているおすすめ肉用包丁を、筋引き包丁・三徳包丁・牛刀包丁に分けて詳しくご紹介します。

ぜひ購入の際の参考にしてください。

おすすめの筋引き包丁5選

まずは肉の筋切りや刺身を引くのに適したおすすめの筋引き包丁5種類をご紹介します。

グレステン Tタイプ 筋引 30cm

一本一本職人が仕上げた本刃付けが特徴のグレステンの筋引包丁です。

包丁の側面に密着しにくいため作業効率が高く、プロからも指示されています。

刃研ぎの面積が狭いので研ぎやすいのもポイントです。

福井 正広(マサヒロ) 口金付 筋引270mm

材料の化学成分や不純物の量までこだわった独自の鋼を使用し、昔ながらの手法で一本一本丁寧に焼き入れをしています。

料理人にもおすすめできる高級筋切包丁です。

グレステン Mタイプ 筋引 24cm 

ブレードに440Aベースのグレステン鋼を使用し、特殊熱処理を何段階も行っています。

専門の職人が仕上げた本刃付けにより安定のある硬度や持続的な切れ味、耐摩耗性など高い機能を実現。

ハンドルにはサビに強いステンレスを採用しており、臭いが付きにくいのが特徴です。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
筋引き包丁	240mm	216g	グレステン鋼

正広作 モリブデン鋼ツバ付筋引 240mm

ブレードには高品質なモリブデン鋼を使用し、優れた切れ味と耐摩耗性を実現しています。

モリブデン鋼は、高い硬度を持ちながらも、柔軟性に優れているのが特徴です。

ハンドルには、ツバ付きのデザインを採用し、手を保護しながら安定した操作を可能にしています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
筋引き包丁	240mm	240g	高炭素ステンレス鋼

Misono スウェーデン鋼 筋引 270mm

ブレードにはスウェーデン鋼を使用し、優れた切れ味と耐摩耗性を実現しています。

スウェーデン鋼は、高い炭素含有量を持ち、鋭い切れ味が長く持続するのが特徴です。

ハンドルには、ステンレス製のボルスターを採用し、衛生面と耐久性に優れています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
筋引き包丁	270mm	165g	合金鋼

おすすめの三徳包丁5選

続いてオールマイティに使えて人気の三徳包丁からおすすめ5種類をご紹介します。

貝印 三徳包丁 関孫六 ダマスカス 165mm

32層に重ねたステンレスを使用しており、日本刀を彷彿させるダマスカス模様が魅力の三徳包丁です。

口金と刀身を溶接しているため、水分やサビの侵入を防止します。

ハンドルは積層強化木とステンレスを組み合わせており、優れた強度が実現。

逆三角形で手にフィットしやすいですよ。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
三徳包丁	165mm	158g	ステンレス鋼

Zwilling ペティナイフ マルチパーパスナイフ

1731年に創業したドイツのメーカーZwilling（ツヴィリング）の包丁です。

刃渡り180mmの定番包丁と、くだものや野菜の皮むきに便利な刃渡り130mmのペティナイフの2点セットです。

ハンドルが一体型のオールステンレスタイプで、衛生的に使えます。

サビにも強く、優れた切れ味をキープ可能です。

食洗器にも対応しており、毎日のお手入れが簡単にできるのも嬉しいですね。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
三徳包丁	ペティナイフ130mm／マルチパーパスナイフ180mm	ー	ステンレス

和 NAGOMI 三徳包丁 180mm

ハンドルに段差をなくすことで手によくなじみ、長時間の使用でも疲れにくいのがポイントです。

使い勝手の良さだけでなく、美しいデザインも魅力的で料理に時間が楽しくなりそう。

贈り物にも使いやすい高級感のある専用パッケージに入り、無料の研ぎ直し券も付いています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
三徳包丁	180mm	約180g	モリブデン鋼

アーネスト 三徳包丁 165mm

ブレードにはステンレス鋼を使用し、錆びにくく、お手入れが簡単なのが特徴です。

ステンレス鋼は、適度な硬度を持ち、切れ味の持続性も良好。

ハンドルには、エルゴノミクスデザインを採用し、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
三徳包丁	165mm	90g	モリブデン・バナジウム鋼

正広作 MC割込包丁 MC-70 三徳型 160mm

ブレードにはMC割込鋼を使用し、芯材の硬度と外層の靭性を兼ね備えています。

MC割込鋼は、高い硬度を持つ芯材と、靭性に優れた外層を組み合わせた複合材料です。

ハンドルには、天然木を使用し、手に馴染む温かみのある質感が特徴の一本。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
三徳包丁	160mm	105g	高炭素鋼

おすすめの牛刀包丁5選

最後に肉や魚がさばきやすいおすすめの牛刀包丁5種類をご紹介します。

貝印 関孫六 いまよう 槌目 210mm

槌目模様が特徴的な貝印から発売されている牛刀です。

メーカー独自のスキ加工と3段階研削を施すことで優れた切れ味が実現しました。

ハンドルには高い強度と高級感のある積層強化木を採用しています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
牛刀包丁	210mm	159g	ステンレス鋼

安田刃物 関虎徹 V金10号 200mm

1957年に刃物のまちで有名な関市で創業した安田刃物の牛刀包丁です。

50以上の工程を熟練の職人が手作業で施して1本の包丁を生み出しています。

硬い鋼を使用しており、優れた切れ味と耐摩耗性が特徴的です。

サクサクと心地よい切れ味で、主婦から料理人まで幅広く愛用者がいる人気のアイテムとなっています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
牛刀包丁	200mm	約164g	合金鋼

PAUDIN 牛刀包丁200mm

多くの炭素を含むドイツ製のステンレスを使用しており、職人によって研ぎ澄まされた刃により抜群の切れ味が実現しました。

肉のほか、魚や野菜などさまざまな食材のカットに役立ちます。

ハンドルは人間工学に基づいたデザインの木製で、優れたフィット感が魅力です。

長時間の使用でも手が疲れにくく料理人にも愛用されています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
牛刀包丁	200mm	196g	ステンレス鋼

Misono スウェーデン鋼 牛刀No.113 240mm

ブレードにはスウェーデン鋼を使用し、優れた切れ味と耐摩耗性を実現しています。

スウェーデン鋼は、高い炭素含有量を持ち、鋭い切れ味が長く持続するのが特徴。

ハンドルには、ステンレス製のボルスターを採用し、衛生面と耐久性に優れています。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
牛刀包丁	240mm	240g	合金鋼

堺孝行 ダマスカス 牛刀 包丁 210mm

ブレードにはダマスカス鋼を使用し、美しい波紋模様と優れた切れ味を実現しています。

ダマスカス鋼は、複数の鋼材を重ね合わせて鍛造することで生み出される特殊な鋼材です。

ハンドルには、天然木を使用し、手に馴染む温かみのある質感が特徴の逸品。

包丁の種類	刃渡り	重量	材料
牛刀包丁	210mm	280g	高炭素ステンレス鋼, ステンレス鋼

用途にあわせて適した種類の肉用包丁を選ぼう

さまざまな料理を作る主婦・主夫にとって、適した包丁は楽しく効率的に調理するために欠かせません。

肉用包丁はサイズや素材など種類によってさまざまで、選び方次第では使いにくさを感じることもあります。

本記事で紹介した選び方をもとに、自分に合った肉用包丁を選んでくださいね。