あなたは普段どんな鍋を使っていますか?
雪平鍋やソースパンなど手軽に使える片手鍋は、長く愛用できる丈夫なものがベストです。
そこで本記事では、プロも愛用するおすすめの業務用片手鍋を紹介します。
片手鍋の購入を検討している方は、参考にしてください。
- 業務用片手鍋は丈夫でお手入れしやすく高機能
- 鍋の選び方は素材・種類・サイズ・熱源が基準
- プロも愛用するおすすめの業務用片手鍋は全7種
- 鍋選びに迷った際は使用人数別のサイズ選択が最適

鮨由う 尾崎 淳 大将
19歳の時に和食と出会い、23歳の時ミシュラン一つ星の『鎌倉以ず美』で鮨の奥深さを知り、鮨かねさか、神楽坂鮨りんで修業を重ねる。
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2016年12月、六本木に『鮨由う』をオープンし、オープン初年度にミシュラン一つ星を獲得。
技術と斬新さを追求しながら若手の育成にも力を入れ、若手が寿司を握るイベントを定期的に行っている。
TBS『ジョブチューン』を初め多くのメディアに出演。
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業務用片手鍋の魅力

鍋は、毎日の料理でなくてはならない存在です。
汁物や煮物、食材を手軽に茹でたりソースや飲み物を温めたりと、さまざまなメニューで使われています。
中でも、さっと手軽に使える片手鍋はコンパクトなものが多く、幅広い用途で使える便利なアイテムです。
そんな頼れる調理道具、片手鍋は、やはり実用性や機能性にこだわりたいもの。
そこで、業務用の片手鍋を使ってみてはいかがでしょうか?
プロも愛用する業務用の片手鍋であれば、丈夫でお手入れもしやすく、使いやすさも抜群です。
さらに、食材を美味しく見映えよく調理することができる機能性も備えています。
フライパンも業務用で揃えたい方は「業務用フライパンの魅力」の記事もあわせてご覧ください。
業務用片手鍋の選び方

業務用の片手鍋にはさまざまな種類のものがあります。
たくさんの片手鍋の中から、自分に合ったものを選ぶためのコツを紹介しましょう。
選び方のポイントは次の5つです。
- 素材
- 種類
- サイズ
- 深さ・形状
- 対応熱源
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1. 素材
片手鍋には、さまざまな素材のものがあります。
ここでは、主な素材として次の7つを紹介します。
- アルミ
- 鉄
- 銅
- 鋳物(いもの)ホーロー
- 鋼板(こうはん)ホーロー
- ステンレス
- 陶器
それぞれの特徴をまとめると次のとおりです。
| 素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
アルミ![]() | ・熱伝導率が高い ・軽量で日常使いしやすい ・比較的価格が安い | ・酸・アルカリに弱い ・変形しやすい ・焦げ付きやすく炒め物には不向き |
鉄![]() | ・熱伝導率が高い ・蓄熱性が高い | ・錆びやすく重い |
銅![]() | ・熱伝導率が高い ・抗菌効果あり | ・お手入れに手間がかかる ・高価なものが多い |
鋳物ホーロー![]() | ・保温性 ・保湿性が高い ・カラフルでデザイン性が高いものが多い | ・衝撃や急激な温度変化に弱い ・重い |
鋼板ホーロー![]() | ・熱伝導率が高い ・軽量で日常使いしやすい | ・冷めやすい |
ステンレス![]() | ・錆びにくく耐久性がある ・保温性が高い | ・熱伝導率が低く温まるまで時間がかかる ・表面に傷がつきやすい |
陶器![]() | ・保温性が高い ・温もりある質感が魅力 ・食材の旨みを引き出す | ・熱伝導率が低く温まるまで時間がかかる ・衝撃や急激な温度変化に弱い ・重い |
それぞれの特徴を比較して自分のニーズに合ったものを選びましょう。
2. 種類
片手鍋の種類には主に次の4つの種類があります。
- スタンダードタイプ
- 雪平鍋
- ミルクパン
- ソースパン
それぞれの特徴をまとめてみましょう。
| 種類 | サイズ | 特徴 |
|---|---|---|
スタンダード![]() | 約14〜26cm/ 約1〜4.6L | ・フタ付きが多い ・万能で手軽に使える ・鍋から器に盛り付けやすい ・少なめの調理に最適 |
雪平鍋![]() | 約14〜30cm/約0.9〜7.6L | ・フタなしがほとんど ・注ぎ口がついている ・手軽で便利に使える |
ミルクパン ![]() | 約15cm/約1.2L | ・フタなしがほとんど ・注ぎ口が付いている ・深さのある形状 ・飲み物を温めるのに適している |
ソースパン![]() | 約18cm/約2L | ・フタ付きが多い ・深さがあり寸胴型 ・ソースや汁ものの調理に適している |
自分のニーズに合わせて、いくつかの種類を揃えておくのもおすすめです。
3. サイズ
業務用の片手鍋のサイズは、1人用の小さなものから大家族用の大きなサイズまでさまざまです。
一般的には、14cm、16cm、18cm、20cmなどがあります。
参考までに、人数によるサイズの目安をまとめてみます。
- 1人用:14〜16cm程度
- 2〜3人用:18cm以上
- 4人以上用:20cm以上(加えて、16cm程度のものがあると便利)
普段、たくさんの量を作ることが多いのに小さな鍋を選んでしまうと、一度に最適な量が作れず効率が悪くなります。
また、大は小を兼ねるという考え方で選ぶのも問題があります。
収納場所に困ったり、分量に対して鍋が大きすぎることで調理しにくいことがあるため注意が必要です。
普段作る量に合ったサイズを選びましょう。
4. 深さ・形状で選ぶ
直径と同じくらい見落とせないのが、鍋の深さです。
同じ20cmの片手鍋でも、深型と浅型では容量が2倍近く変わることがあります。
深型は、汁物やスープ、パスタや麺類のゆで調理、おでんのような煮込みに向いています。
湯量をたっぷり確保できるうえ、吹きこぼれにくいのが業務用の深型鍋の利点です。
一方の浅型は、水分を早く飛ばしたい炒め煮や、少量のソースづくり、下ゆでなどに適しています。
底面積が広いぶん火の当たりが早く、菜箸やヘラを動かしやすく、洗いやすいという扱いやすさもあります。
そのため、鍋を選ぶときは直径だけでなく、「何リットル入るか」という容量表記まで必ず確認しましょう。
1台で幅広くこなしたい場合は、深型で3L前後のものを選んでおくと汁物から下ゆでまで対応できます。
5. 対応熱源
対応熱源の確認も大切なポイントです。
特に、自宅で使用する熱源がIHクッキングヒーターの場合には忘れずにチェックしましょう。
IHに対応していないものを使用した場合、加熱ができなかったり不具合が生じるため注意が必要です。
プロも愛用する業務用片手鍋のおすすめ人気7選!丈夫で使いやすい

ここからは、実用性や機能性に優れた業務用片手鍋のおすすめ・人気7選を紹介していきます。
さきほどの選び方をもとに、厳選したものをまとめると次のとおりです。
| No. | 商品名 | 種類 | 素材 | サイズ | 重さ | 対応熱源 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | VitaCraft(ビタクラフト)・プロ 片手鍋 (蓋付) | 片手鍋 | ステンレススティール・1145アルミニウム・3004アルミニウム合金 | 20cm・3.7L | 1.8kg | オール熱源対応 | 熱まわりにこだわり本格的に煮込みたい方 |
| 2 | GREENPAN(グリーンパン)ヴェニス プロ ソースパン | ソースパン | アルミ(セラミックコーティング) | 18cm・2.0L | 1.11kg | IH、オーブン(本体のみ)、食器洗浄機対応 | 焦げ付きを避けたい方・洗う手間を減らしたい方 |
| 3 | アーネスト・雪平鍋 | 雪平鍋 | ステンレス | 15cm・1.2L | 335g | ガス/IH | 一人分の味噌汁や下ゆでを手早く済ませたい方 |
| 4 | TKG・PRO(プロ)エクスカリバー 片手深型鍋(蓋無) | 片手鍋 | 21-0ステンレス | 22cm・5.1L | 1600g | IH(100V・200V)対応 | 4人以上・大量調理をする方 |
| 5 | HexClad・ハイブリッド ノンスティック 片手鍋 | 片手鍋 | 3層構造:ステンレス、アルミニウム | 20cm・1.9L | 744g | オール熱源対応 | 手入れのラクさと丈夫さを両立したい方 |
| 6 | シービージャパン(CB JAPAN)・片手鍋 | 片手鍋 | アルミニウム(セラミック塗装加工) | 15cm・1.9L | − | IH200V、ガス、シーズ、エンクロ、ラジエント、ハロゲン | 小さめで軽い1台を予算を抑えて揃えたい方 |
| 7 | 柳宗理・ステンレス 片手鍋 22cm つや消し | 片手鍋 | 18-8ステンレス・アルミ3層構造 | 22cm・2.5L | 1kg | シーズヒーター・ハロゲンヒーター・ラジエントヒーター・ガス・エンクロヒーター・IH(200V対応 | デザイン性も重視して長く愛用したい方 |
1つずつ見ていきましょう。
おすすめ商品の選定基準
本記事の業務用片手鍋7選は、業務用調理器具を扱う視点で次の5つの観点から評価・選定しています。各項目を開くと、その基準の詳しい考え方をご覧いただけます。
熱まわりと素材
底の構造と素材の組み合わせから、熱がムラなく伝わるかを見ています。ステンレスとアルミを重ねた多層構造は、保温性と熱伝導のバランスがよく、煮込みでも焦がしにくいのが利点です。素材ごとの得意分野がはっきり出るため、用途の違うものを意図的に並べました。
サイズと深さ
直径だけでなく容量まで見て評価しています。1人分の1.2Lから4人以上に対応する5.1Lまで幅を持たせ、汁物向きの深型と、下ゆでや炒め煮に向く形状の双方を選びました。普段作る量に合っているかが、使い続けられるかを最も左右します。
扱いやすさ(重さ・柄)
業務用は板厚があるぶん重くなるため、片手で持ち上げて注げる重量かを重視しました。300g台の軽量なものから1.6kg級の本格派までを含め、体力や調理頻度に合わせて選べるようにしています。柄の付け根の作りや、握ったときのバランスも見ています。
対応熱源と手入れ
家庭で使う前提で、IHに対応しているかを必ず確認しています。あわせて、食洗機やオーブンに入れられるか、表面加工の有無で日々の洗いやすさがどう変わるかも評価に含めました。毎日使う道具なので、洗う手間の差は満足度に直結します。
耐久性とコスパ
厨房で使われる前提の頑丈さがあるかを見ています。単純な安さではなく、買い替えずに何年使えるかという視点で価格を評価しました。表面加工品は加工が寿命を決めるため、下地の素材までさかのぼって判断しています。
1. VitaCraft(ビタクラフト)・プロ 片手鍋 (蓋付)

「VitaCraft(ビタクラフト)」の 片手鍋は、ステンレスとアルミニウムで作られており、両者の長所を合わせ持っています。
熱しやすく冷めやすい、鍋としての理想的な条件を備えた上質な片手鍋です。
無水調理や無油調理も可能で、素材の旨みを最大限に引き出しヘルシーなメニューを作ることができます。
商品詳細
| 商品名 | VitaCraft(ビタクラフト)・プロ 片手鍋 (蓋付) |
|---|---|
| 種類 | 片手鍋 |
| 本体素材 | ステンレススティール・1145アルミニウム・3004アルミニウム合金 |
| サイズ | 20cm・3.7L |
| 重さ | 1.8kg |
| 対応熱源 | オール熱源対応 |

2. GREENPAN(グリーンパン)ヴェニス プロ ソースパン

毎日の料理にフル活用できる、タフで使いやすい片手鍋です。
ダイヤモンド粒子配合のセラミックコーティングが施され、耐久性に優れています。
グレーのボディにステンレス製のハンドルがスタイリッシュで、飽きのこないデザインも魅力的です。
商品詳細
| 商品名 | GREENPAN(グリーンパン)ヴェニス プロ ソースパン |
|---|---|
| 種類 | ソースパン |
| 本体素材 | 本体/アルミ 表面加工/セラミックコーティング |
| サイズ | 18cm・2.0L |
| 重さ | 1.11kg |
| 対応熱源 | IH、オーブン(本体のみ)、食器洗浄機対応 |
3. アーネスト・雪平鍋

シンプルで使いやすいこちらの雪平鍋は、左右に注ぎ口があるのが特徴的です。
やや小さめのサイズは、少量の茹で野菜やスープを温めたりするのに適しています。
ハンドルもステンレス製で洗いやすく、衛生的で気持ちよく使用できるでしょう。
商品詳細
| 商品名 | アーネスト・雪平鍋 |
|---|---|
| 種類 | 雪平鍋 |
| 本体素材 | ステンレス |
| サイズ | 15cm・1.2L |
| 重さ | 335g |
| 対応熱源 | ガス/IH |
4. TKG・PRO(プロ)エクスカリバー 片手深型鍋(蓋無)

プロユースに適した材質を使用し、耐蝕性、耐摩耗性、熱伝導率などさまざまな条件において優れています。
軽量で衛生的に扱える点も魅力です。
こびりつきやすい食材の調理にもぴったりな片手鍋です。
商品詳細
| 商品名 | TKG・PRO(プロ)エクスカリバー 片手深型鍋(蓋無) |
|---|---|
| 種類 | 片手鍋 |
| 本体素材 | 21-0ステンレス |
| サイズ | 22cm・5.1L |
| 重さ | 1600g |
| 対応熱源 | IH(100V・200V)対応 |
5. HexClad・ハイブリッド ノンスティック 片手鍋

アルミニウムをステンレスで挟み込んだ3層構造で、それぞれの長所を合わせ持ったハイブリッドな片手鍋です。
焦げつき防止加工により食材をしっかり焼き上げられ、汚れもつきにくくお手入れも簡単。
また、あらゆる熱源に対応しており、260℃までならオーブン調理も可能で機能性に優れています。
商品詳細
| 商品名 | HexClad・ハイブリッド ノンスティック 片手鍋 |
|---|---|
| 種類 | 片手鍋 |
| 本体素材 | 3層構造:ステンレス、アルミニウム |
| サイズ | 20cm・1.9L |
| 重さ | 744g |
| 対応熱源 | オール熱源対応 |
6. シービージャパン(CB JAPAN)・片手鍋

「シービージャパン(CB JAPAN)」の片手鍋 は、可愛らしいカラーが人気です。
こちらのピンクのほかブルーもあり、どちらも柔らかなパステル調でキッチンを優しい雰囲気にしてくれます。
幅の広いハンドルは握りやすく、お手入れのしやすい片手鍋です。
商品詳細
| 商品名 | シービージャパン(CB JAPAN)・片手鍋 |
|---|---|
| 種類 | 片手鍋 |
| 本体素材 | アルミニウム(セラミック塗装加工) |
| サイズ | 15cm・1.9L |
| 重さ | − |
| 対応熱源 | IH200V、ガス、シーズ、エンクロ、ラジエント、ハロゲン |

7. 柳宗理・ステンレス 片手鍋 22cm つや消し

「柳宗理・ステンレス 片手鍋 22cm つや消し」は、シンプルな美しさと実用性を備えた優れものです。
注ぎ口が左右にあり、利き手を選ばず使えるデザインが特徴的です。
それによって、フタを回転させて注ぎ口を塞がないようにすることで吹きこぼれを防ぐことも可能になります。
使い手の実用性にこだわって作られたおすすめの片手鍋です。
商品詳細
| 商品名 | 柳宗理・ステンレス 片手鍋 22cm つや消し |
|---|---|
| 種類 | 片手鍋 |
| 本体素材 | 18-8ステンレス・アルミ3層構造 |
| サイズ | 22cm・2.5L |
| 重さ | 1kg |
| 対応熱源 | シーズヒーター・ハロゲンヒーター・ラジエントヒーター・ガス・エンクロヒーター・IH(200V対応 |
迷っている方はこちら!サイズ別のおすすめを紹介
ここまで業務用の片手鍋でおすすめの7選を紹介してきましたが、やはり重視するのはサイズなのではないでしょうか。
そこでここでは、選び方の章で紹介した3つのサイズごとにおすすめの1つを紹介します。
まだ迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。
1人用(14〜16cm程度)ならアーネスト!

サイズが15cm、重さが335gと非常に軽量で取り扱いやすい雪平鍋です。
素材はステンレスで、ガスおよびIHに対応しています。
1人分の調理やちょっとした下ごしらえに適しています。
2〜3人用(18cm以上)ならGREENPAN(グリーンパン)!

サイズは18cm、容量2.0Lで2〜3人分の調理に適したソースパンです。
素材はセラミックコーティングが施されたアルミニウムで、IH、オーブン(本体のみ)、食器洗浄機に対応しており、使い勝手が良いです。
4人以上用(20cm以上)ならTKG・PRO(プロ)エクスカリバー!

サイズ22cm、容量5.1Lと大人数向けの調理にも対応できる深型片手鍋です。
素材は21-0ステンレスで、IH(100V・200V)に対応しています。
蓋は付属していませんが、大容量なので煮込み料理などに適しています。
業務用片手鍋は日本製を選ぶべき?
業務用の鍋を探していると、「日本製」を条件に加えるべきか迷う方が少なくありません。
結論としては、日本製かどうかよりも、板厚と底の構造を確認するほうが確実です。
そのうえで、日本製が候補になりやすい理由も押さえておきましょう。
燕三条という産地の存在
日本製の鍋がよく話題になる背景には、産地の集積があります。
新潟県の燕三条は、金属加工の産地として長年ステンレス製品を手がけてきた地域です。
金属を絞る・磨く・溶接するといった工程の分業が根づいているため、鍋の板厚や仕上げの精度が安定しやすいとされています。
実際に、業務用の厨房で使われるステンレス製品にはこの産地でつくられたものが多く含まれます。
そのため「ステンレスの片手鍋を長く使いたい」という目的なら、産地表示は判断材料になり得ます。
それより先に見るべきは板厚と底の構造
一方で、産地だけで良し悪しが決まるわけではありません。
業務用の鍋が丈夫で焦がしにくいのは、板が厚いことと、底に熱を回す構造が入っていることが理由です。
スペック表では「多層構造」「三層鋼」「底厚○mm」といった表記が手がかりになります。
逆に、板が薄い鍋は同じステンレスでも底が変形しやすく、IHでの加熱ムラや焦げ付きにつながります。
製造国の表示だけで判断せず、板厚・構造・対応熱源の3点を揃って満たしているかを確認しましょう。
鍋以外の道具もプロ仕様で揃えたい方は「プロ愛用のキッチンツールおすすめ」の記事もあわせてご覧ください。
業務用片手鍋を長く使うためのお手入れ
業務用の鍋は丈夫ですが、扱い方次第で見た目と使い勝手は変わります。
素材別に、押さえておきたい手入れのポイントを紹介します。
ステンレスの変色・焦げ付きへの対処
ステンレスの鍋を使っていると、内側が虹色に変色したり、白い斑点が残ったりすることがあります。
これはサビではなく、加熱による酸化皮膜の変化や水道水のミネラル分が残ったもので、そのまま使っても問題はありません。
気になる場合は、水にクエン酸やお酢を加えて煮立ててから洗うと落ちやすくなります。
焦げ付いてしまったときは、こすり落とす前に水を張って沸かし、ふやかしてから木製のヘラで浮かせるのが基本です。
金属たわしで削ると細かい傷が残り、そこに汚れが入り込んで次から焦げやすくなるため避けましょう。
表面加工の鍋は「空焚き」と「急冷」を避ける
セラミックやノンスティック加工の鍋は、加工そのものが寿命を決めます。
もっとも加工を痛めるのが、何も入れずに強火で熱してしまう空焚きです。
加工は高温に弱いため、油や水を入れてから火をつけ、中火以下で使うだけで持ちが大きく変わります。
また、熱いうちに水をかけて急冷すると、加工の剥離や本体の変形につながります。
粗熱が取れてから洗い、金属のヘラやたわしを使わないようにすれば、加工品でも数年単位で使い続けられます。
厨房まわりの道具をまとめて見直したい方は「便利な業務用キッチン用品のおすすめ」の記事も参考になります。
業務用片手鍋についてよくある質問
業務用片手鍋の購入を検討する際、多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。
お手入れ方法や家庭用との違いなど、長く愛用するための基礎知識をQ&A形式で解説します。
家庭用と業務用の片手鍋はどう違うのですか?
最も大きな違いは、圧倒的な耐久性と熱伝導へのこだわりです。
業務用は過酷な厨房環境に耐えられるよう、板厚が分厚く頑丈に作られています。
また、ムラなく素早く熱が伝わるよう素材や構造が工夫されているため、家庭のコンロでも料理の仕上がりが格段に良くなりますよ。
業務用は重くて毎日の調理で疲れてしまいませんか?
ご自身の体力や用途に合わせて素材とサイズを適切に選べば問題ありません。
たしかに多層構造のステンレス製などは重みがありますが、その分コンロの上での安定感は抜群です。
軽さと手軽さを重視するなら、アルミ製や15〜18cmの小さめサイズを検討してみてください。
業務用アルミ鍋のお手入れで気をつけることは?
酸やアルカリの強い食材を避け、使用後はすぐに洗うことが大切です。
アルミは黒ずみやすい性質があるため、お酢やコンニャクなどを長時間調理するのには不向きです。
もし黒ずんでしまった場合は、レモンの切れ端やりんごの皮と一緒に水を入れて煮沸すると綺麗になります。
IHヒーターを使っていますが、業務用鍋も使えますか?
「IH対応」と記載された商品であれば問題なく使えます。
近年は業務用でもIH対応の鍋が豊富に揃っています。
ただし、純粋なアルミ製や銅製の鍋はIH非対応のものが多いため、購入前に必ずご家庭の熱源と商品の対応スペックをチェックしてください。
長く愛用できる業務用片手鍋を使ってみましょう!

いかがでしたか?
業務用片手鍋のおすすめ・人気7選や選び方のコツなどを紹介しました。
本記事のポイントをまとめると次のとおりです。
- 業務用片手鍋は、丈夫でお手入れもしやすく使いやすさも抜群
- 鍋を選ぶコツは「種類」「素材」「サイズ」「対応熱源」などをチェックすること
- おすすめは「VitaCraft(ビタクラフト)・プロ 片手鍋 (蓋付)」や「GREENPAN(グリーンパン)ヴェニス プロ ソースパン」など
ここで紹介した片手鍋以外にも、魅力的な業務用鍋がたくさんあります。
ぜひお気に入りの業務用鍋を見つけて、もっと料理を楽しんでくだい!
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