寒い時期にはやっぱり鍋

KOHNO
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こんにちは、KOHNOです。前回のブログはいかがでしたでしょうか。今回のブログは、オンラインショップのおすすめ記事のアーカイブになります。

冬の季節が近づいてくると、体の芯まで温めてくれる鍋料理が恋しくなります。
日本を代表する鍋といえば、やはり土鍋です。

目次

土鍋の特長

現代の土鍋は、通常の陶磁器と同様、原料調合、脱水、混練、成形、乾燥、素焼、施釉、本焼成、仕上げという工程を経て製造されます。
素地の基本的な原料調合割合は、ペタライト 40%、木節粘土及び蛙目粘土 45%、カオリンまたは蝋石 15%程度となっています。

美濃焼きの里、岐阜県多治見市で業務用、家庭用の陶器の販売を手掛ける「株式会社まる忠」。業務用食器、業務用テーブルウェアの「株式会社マイン」。高度な鋳造技術と伝統ある加飾技術を工夫して、食品衛生法に適応した耐熱塗料を多重層に積層塗装し、陶器の深みある質感と色調を再現した安心安全な商品を製造する「株式会社砺波商店」。

今回は、こちらの3メーカーが手掛ける土鍋の魅力に迫っていきたいと思います。

土鍋の歴史

縄文時代

土鍋のルーツは、縄文時代に煮炊きに使われた土器といわれています。
それまでは狩猟を行い生肉を主食とする「狩猟民族」でした。時代とともに食事に変化があらわれ野菜も食べるようになり調理をするようになったことから保存や調理道具として開発されたのが土鍋の始まりです。

平安時代

当時一般的だった鉄製の鍋に対して、土の鍋を指す土鍋という言葉が生まれました。

江戸時代

しょうゆやみりんといった調味料も多く使われるようになり、現在と同じように鍋物や煮込み料理で土鍋が使われるようになります。
鍋料理の種類も増えていき、「あんこう鍋」「田楽鍋」「あさり鍋」「ねぎま鍋」「湯豆腐」といった鍋専門店が数多く出店。江戸の食文化は大きな発展を遂げます。

昭和時代

1950年代になると土や釉薬にリチウム鉱物のペタライトというものを加えて作った熱に強く割れにくいリチア系耐熱陶器製の土鍋が開発され、家庭用・業務用として広く普及して現在に至ります。

土鍋の熱伝導率

土鍋で炊いたご飯は美味しいと言われますが、これにはちゃんとした理由があります。
金属に比べると、土鍋の熱伝導率は約100分の1から約300分の1ほどと言われます。
そのため土鍋は金属製の鍋と比べて温度上昇がゆるやかになります。これが、お米の甘みや旨みをグッと引き出す秘訣です。

明日は引き続き、オンラインショップのおすすめ記事のアーカイブを掲載します。
また明日お会いしましょう。

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