【決定版】正本の人気・おすすめ包丁5選!歴史や特徴・評判も紹介!

【決定版】正本の人気・おすすめ包丁5選!歴史や特徴・評判も紹介!

「老舗包丁メーカーである正本について知りたい」と考えていませんか?

数ある包丁メーカーの中でも人気の高い正本の理解を深め、おすすめの包丁を使ってみたいですよね。

そこで本記事では正本の歴史や特徴、人気のおすすめ包丁を紹介していきます。

正本の包丁に対する評判や口コミも取り上げていますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

では早速見ていきましょう。

目次

最高峰を生み出す老舗の和包丁メーカー「正本」とは

最高峰を生み出す老舗の和包丁メーカー「正本」とは

正本とは和包丁を中心に手掛けている、老舗の包丁メーカーです。

質の高い包丁を作っており、江戸時代末期から始まった歴史あるつくり手となっています。

ここでは正本の歴史について見ていきましょう。

1846年より続く正本の歴史

先に述べた通り、正本は江戸時代末期、1846年から活動を始めた包丁メーカー。

初代正本である松沢巳之助は「一つの仕事に進むからには、どうしてもその仕事の上で、後々まで名の残るような人間になりたい」という想いから包丁に人生をかけます。

ここから2代目、3代目と続き、現在のところ正本総本店は6代目、築地正本は2代目まで継承されているほど、料理人達から愛されていることが特徴です。

また三代正本である平野佐吉は日露戦争へ出征しますが、無事に帰還することで正本を継続できました。

「正本総本店」と「築地正本」の2つ

先ほど、現在は正本総本店では6代目、築地正本は2代目とお伝えしましたが、実は正本は2つに分かれていることが特徴です。

それぞれは同じ初代正本である松沢巳之助により生まれたメーカーでありますが、現在は別の会社として活動しています。

正本総本店は、ネット販売業者や金物店を利用して幅広く販売活動を行っていますが、築地正本では代理店を介すこと無く直接販売が基本です。

そのためネット上で見られる「正本」は基本的に正本総本店の商品である可能性が高いでしょう。

また店舗自体も正本総本店は墨田区吾妻橋に店を構えていますが、築地正本は築地市場にあることも異なるポイント。

製品そのものや経営戦略なども異なるため、現在は別の企業であると認識しておき、それぞれの違いを感じることも楽しみの1つとなるでしょう。

正本の包丁の特徴

正本の包丁の特徴

ここからは正本自体の包丁の特徴について紹介していきます。

今回は包丁の品質や価格帯を解説するので、ぜひご覧ください。

ただ市場には正本総本店・築地正本の違いが明記されずに「正本」として販売されている商品も多く、今回は「正本」全般として紹介していくことをご了承下さい。

では解説していきます。

最高品質の切れ味!白い口金の包丁もある

正本の包丁は高品質なものが多く、鋭い切れ味や高い耐久性が魅力的です。

実際に築地正本では、築地市場が開場した明治初期より、魚を扱うプロの料理人たちに求められ必要とされる、切れ味が良く使い勝手の良い包丁を製造・販売しています。

そのため正本全体を通しても、プロの料理人が満足するほどの性能を持つ包丁であることが特徴です。

また正本では白い口金を持つ包丁を取り扱っていることもおさえておきたいポイントの1つ。

柄の部分にある口金は包丁の耐久力を向上させたり、汚れを溜まりにくくさせたりする目的でつけられており、通常は黒色のプラスチック素材や鋼色のステンレス素材などで作られています。

しかし、珍しい白色の口金包丁も製造しているため、包丁のデザインにこだわりたい方からも人気です。

価格は包丁の中でも高価

正本の包丁はプロ向けに作られており、高い性能を持つことから価格帯も高いです。

安価な商品でも18,000円ほどであり、高価なものだと100,000円となることも。

そのため気軽に購入できるとは言えませんが、品質やアフターフォローは最高級です。

プロの方なら仕事用に、家庭での使用を考えている方なら特別な一本として検討してみてはいかがでしょうか。

正本の包丁の口コミ・評判

正本の包丁の口コミ・評判

正本の包丁について口コミや評判も紹介していきます。

今回はTwitter上からピックアップした口コミを見ていきましょう。

良い口コミ

まずは良い口コミを見ていきます。

こちらは正本の包丁を長年使用されている方々の呟きです。

強くしなやかな素材を使用しており、耐久力も高いことから定期的に研ぐことで長年使用することもできます。

また店舗の対応やアフターフォローを評価する声も見られました。

実際に正本では包丁の研ぎ直しなどを承っているため、研磨が苦手な方でも安心です。

購入時には包丁の管理方法についても丁寧に教えていただけるので、初心者でも正本を長く使っていけるでしょう。

正本の包丁自体が非常に人気で有名なため、料理好きの方へのプレゼントとして購入される方も多いようです。

築地市場に店を構える築地正本であれば、寿司屋など魚を扱う頻度の多い方への贈り物としてはぴったりでしょう。

悪い口コミ

直接的に正本の包丁を悪く評価する口コミは見られませんでした。

しかし以下のような、購入者を限定するような声があったのでピックアップしています。

正本の包丁は性能が良い分、手入れに気を使う方も多いようです。

特に鋼包丁の場合は使用後に水分を拭き取らなければ、15分ほどで錆び始めてしまいます。

正本ほどの高級包丁を錆びさせてしまったとなるとショックも大きいため、ズボラな方や包丁にこだわりのない方には向いてないでしょう。

また値段自体が非常に高いため、気軽に購入できない点はデメリットとも言えます。

高級であるものの、一生モノの包丁として使用できるため、購入する際はよく検討してみてください。

正本の人気なおすすめ包丁5選!

正本の人気なおすすめ包丁5選!

ここからは正本で人気なおすすめ包丁を紹介していきます。

今回紹介するのは以下の通りです。

スクロールできます
番号商品名種類刃の素材刃渡り
1本霞・玉白鋼 柳刃刺身庖丁柳刃包丁玉白鋼240mm
2最高級炭素鋼 牛刀牛刀炭素鋼240mm
3本霞・玉白鋼 蛸引刺身庖丁蛸引包丁玉白鋼330mm
4本霞・玉白鋼 出刃庖丁出刃包丁玉白鋼180mm
5ツバ付牛刀 ハイパーモリブデン鋼牛刀ハイパーモリブデン鋼210mm
「庖丁」の文字は商品サイトの表示のまま記載しております

それぞれ非常に高品質で、正本の中でも有名な包丁なので、ぜひチェックしてみてください。

ではそれぞれ解説していきます。

1.本霞・玉白鋼 柳刃刺身庖丁

1.本霞・玉白鋼 柳刃刺身庖丁

切り身を薄く捌くことに適した柳刃包丁。

不純物が少なく白色に光り輝く玉白鋼を使うことで、しなやかで鋭い切れ味に仕上げられた刃が特徴的です。

玉白鋼は白鋼と称されることが多く、非常に硬化な素材でありながらしなるため、研磨しやすい素材であることもポイント。

柄には水牛の角で作られた素材を使用しており、手に馴染む使いやすさが魅力的です。

魚介類を刺身にする機会が多いプロの料理人の方には、ぜひ検討していただきたい一本となっています。

また柳刃包丁について詳しく知りたい方は「柳刃包丁のおすすめ人気13選!高級な包丁からコスパ抜群なものまで」もチェックしてみてください。

包丁の種類刃の素材刃渡り重さ柄の素材口金の有無
柳刃包丁玉白鋼240mm220g水牛角朴柄

2.最高級炭素鋼 牛刀

2.最高級炭素鋼 牛刀

牛刀とは肉類のカットに向いていながらも、シンプルで汎用的なデザインから魚介や野菜にも適した包丁。

高級な炭素鋼が使われているため、包丁の中でもトップクラスの切れ味が特徴です。

基本的に刃の素材に炭素が含まれるほど、強固で鋭い切れ味に仕上がりますが、その分加工が難しいと言われています。

しかし本商品は刃の硬さを保ちつつも、しなやかさを兼ね備えたバランスの良い一本。

メイン包丁として一生使える鋼包丁をお探しの方には、ぜひおすすめしたい包丁です。

また牛刀について詳しく知りたい方は「牛刀のおすすめ人気17選!プロ用から初心者まで使える牛刀をご紹介」もご覧ください。

包丁の種類刃の素材刃渡り重さ柄の素材口金の有無
牛刀炭素鋼240mm230g紫檀

3.本霞・玉白鋼 蛸引刺身庖丁

3.本霞・玉白鋼 蛸引刺身庖丁

刺身包丁の1種である、切り身を捌く際に使える蛸引包丁。

現在では柳刃包丁が刺身包丁の代表格として扱われていますが、元々関東では柳刃包丁、関西では蛸引包丁が使用されていた背景があります。

柳刃包丁との違いは切っ先(刃の先端)が四角形をしていること。さく(四角形をした切り身)を作る際に使いやすいことが特徴です。

また本商品のように330mmと長い刃を持っていることもポイントの1つ。

玉白鋼を使っているため切れ味は高く、しなる刃は耐久力にも優れています。

柳刃包丁以外で刺身包丁を検討している方にはチェックしていただきたい一本です。

また蛸引包丁の詳しい解説は「【厳選】蛸引包丁の人気・おすすめ8選!柳刃包丁との違いも徹底解説!」からご確認ください。

包丁の種類刃の素材刃渡り重さ柄の素材口金の有無
蛸引包丁玉白鋼330mm110g水牛角朴柄

4.本霞・玉白鋼 出刃庖丁

4.本霞・玉白鋼 出刃庖丁

出刃包丁は魚を1から丸ごと捌く際に使える包丁です。

刃渡りの短さに比べて重量を持つデザインのため刃に力が伝わりやすく、魚の頭を切り落とすこともできます。

本商品も他に紹介している包丁と同じく、切れ味の高い玉白鋼や手にフィットする水牛角朴柄を使用しており、出刃包丁の中でも最高級の1本。

柳刃包丁と同じく、魚類を扱うことの多い方にはおすすめしたい包丁です。

より出刃包丁について知りたい方は「【2022年最新】出刃包丁のおすすめ人気17選!初心者でも使いやすい」をぜひご覧ください。

包丁の種類刃の素材刃渡り重さ柄の素材口金の有無
出刃包丁玉白鋼180mm360g水牛角朴柄

5.ツバ付牛刀 ハイパーモリブデン鋼

5.ツバ付牛刀 ハイパーモリブデン鋼

他に紹介した商品とは異なり、本商品は手入れのしやすさや使い勝手の面で非常におすすめできる牛刀です。

刃には正本が作るハイパーモリブデン鋼を使うことで、通常のモリブデン鋼よりも切れ味が高く、錆びにくい刃に仕上がっています。

一般的なステンレス包丁には錆に強いモリブデン鋼が使用されていますが、ハイパーモリブデン鋼では炭素の量が通常よりも多いため鋭くなっていることが特徴です。

また炭素量が増えると錆びやすくなってしまいますが、モリブデンの錆びにくい特性を併せ持つため、鋼包丁に比べて非常に使いやすいことがポイント。

「家庭用に一生使える包丁を探しているけど、鋼包丁を手入れし続けるのは面倒」と考えている方はぜひ、一度検討してみてください。

包丁の種類刃の素材刃渡り重さ柄の素材口金の有無
牛刀ハイパーモリブデン鋼210mm180g樹脂

150年以上の歴史を持つ正本の包丁を使ってみよう!

150年以上の歴史を持つ正本の包丁を使ってみよう!

いかがでしたでしょうか。

本記事では正本の歴史や包丁の特徴、口コミから人気なおすすめ包丁を紹介してきました。

本記事の要点をまとめると以下の通り。

  • 正本は現在「正本総本店」「築地正本」の2つに分かれている
  • プロも愛用するほどの鋭い切れ味や高い耐久力が魅力的
  • 価格帯は18,000~と家庭用には少し高い

正本には150年以上の歴史があり、プロの料理人に愛され続けてきた実績があります。

ぜひ一生使える包丁として正本を検討してみてください。

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