【保存版】洋包丁の種類と用途を徹底解説！特徴やおすすめまでご紹介

洋包丁には様々な種類があり、それぞれの素材や用途に合ったものを使い分けることで、大変効率よく調理することができます。

本記事では、洋包丁の種類とその特徴・用途を詳しく解説していきます。

さらにはおすすめもご紹介！

西洋料理を首尾よくこなしたい方は、是非参考にしてみてください。

洋包丁とは？

洋包丁とは、主に西洋料理に使われる包丁のことを指します。

和食料理に特化した包丁以外は、おおよそ洋包丁と考えてもよいでしょう。

和包丁が切り口の美しさや繊細な作業を得意とするのに対し、洋包丁は、素材を効率よく均一にカットするのに適した形状をしています。

和包丁との違いと特徴

まず、洋包丁と和包丁の違いとその特徴を見ていきましょう。

ここでは以下の2点で違いを比較してみます。

• 刃の形状
• 柄（ハンドル）

では、詳しく見ていきましょう。

刃の形状

基本、主には洋包丁は両刃、和包丁は片刃の形状をしていることが多いです。

両刃は両側に角度がついているので、素材をまっすぐに素早く切り分けるのが得意です。

一方、片刃は片側にしか角度がついていないため、まっすぐ下ろしても斜めに削ぐような切り口になります。

柄（ハンドル）

包丁の柄には、差し柄とカシメの2種類があり、洋包丁は主にカシメハンドルで作られています。

差し柄とは、文字通り中子をハンドルに差し込んだもので、カシメは、中子を木材で挟んで固定した（カシメた）ものです。

カシメは基本交換ができませんが、差し柄は交換できるのが利点。

最近では、差し柄の洋包丁や、カシメの和包丁も出回っています。

洋包丁の種類と用途

洋包丁には様々な種類があり、それぞれの用途・特徴があります。

それらを上手に使いこなすことで、より美しく、より効率よく、楽しく料理できることでしょう。

代表的な洋包丁の種類をまとめると以下の通りです。

種類	刃の形状	刃渡り	用途・特徴
三徳包丁	両刃・片刃	150～200㎜	肉・野菜・魚などオールマイティに使える万能包丁。
牛刀	両刃・片刃	180～360㎜	肉を中心に野菜・魚などにも使える万能包丁。
ペティナイフ	両刃・片刃	90～180㎜	果物・野菜の皮むきなど細かい作業に向く小型ナイフ。
筋引き	両刃・片刃	180㎜～330㎜	肉の筋のカット、ブロック解体などに使う細身包丁。
洋出刃	両刃	170～270㎜	骨付き肉やカニなど、堅いもののカットに向く丈夫な厚口牛刀。
骨スキ	片刃	120～180㎜	骨付き肉の肉を切り剥がすときに便利で刃こぼれしにくい。
ガラスキ	片刃	120～180㎜	鳥を骨ごとさばくのに適した厚く幅広い刃が特徴。
パン切り	片刃	210～240㎜	柔らかいものを潰さずカットできる長く薄い包丁。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

三徳包丁

形状：両刃・片刃

刃渡り：150～200㎜

三徳包丁は、肉、魚、野菜などあらゆる素材にオールマイティに使える日本生まれの万能包丁。

牛刀と用途は似ていますが、牛刀の方が長めに作られており、食材を引き切るのに対して、三徳包丁は押し切るように切ります。

そのため同じ万能包丁であっても、千切りなら三徳包丁、刃先を使った細かい作業なら牛刀、というようにそれぞれの得意分野があります。

牛刀

形状：両刃・片刃

刃渡り：180～360㎜（210～240㎜が主流）

別名シェフナイフとも呼ばれています。

本来は肉切り用ですが、野菜・魚・パンなどいろいろな用途で使用される万能包丁。

ただし、冷凍食材や骨などの堅いもののカットは苦手です。

ペティナイフ

形状：両刃・片刃

刃渡り：90～180㎜（125～150㎜が主流）

果物・野菜の皮むきや飾り切りなど細かい作業が得意な小型の万能ナイフ。

刃先が牛刀のように尖っており、刃厚が薄いのが特徴です。

果物ナイフは1㎜以上の厚みを持っていますが、ペティナイフは1㎜以下とかなり薄くつくられています。

筋引き

形状：両刃・片刃

刃渡り：180㎜～330㎜（240～270㎜が主流）

肉の筋をカットしたり、ブロック解体に使われる包丁。

刃が細長く薄いため小回りが利き、肉の筋に沿った動きがしやすい作りになっています。

細身の魚のお刺身やカルパッチョにも便利です。

洋出刃

形状：両刃

刃渡り：170～270㎜（210～240㎜が主流）

厚口の牛刀で骨付き肉やカニなどの堅いものも切ることができます。

また、刃が強く重みもあるので、切るだけでなく叩き割るような使い方も可能です。

刃欠けの心配も比較的少なく、安心して使用できます。

骨スキ

形状：片刃

刃渡り：120～180㎜（140～170㎜が主流）

肉を骨から切り剥がすときに使用します。

骨にあたっても刃こぼれしにくいよう、刃先が厚く丈夫な作りが特徴です。

アゴがある東型とアゴのない西型がありますが、包丁に不慣れな方はアゴのあるタイプの方がよいでしょう。

ガラスキ

形状：片刃

刃渡り：120～180㎜（140～170㎜が主流）

鳥を骨ごとさばくときに使用し、軟骨や関節をカットすることができます。

「ボーニングナイフ」とも呼ばれており、鋭く尖った切っ先と厚く幅広い刃が特徴です。

強靭で丈夫な作りなので、刃が骨にあたっても欠けることなく安心して使用できます。

パン切り

形状：片刃

刃渡り：210～240㎜

別名ブレッドナイフ、パンスライサーとも呼ばれています。

刃先が波型のものやギザギザ型のもの、平らなものがあり、カット面の組織が潰れないよう刃幅が薄く作られています。

バケットなどのハードなパンから食パンなどのソフトなパンまで、美しく切り分けることができます。

洋包丁の選び方

ここでは、洋包丁の選び方を紹介します。

今回紹介するのは以下の3つです。

• 刃の材質
• 柄の材質
• 刃渡り

後に紹介する【種類別】洋包丁のおすすめ・人気14選にも反映されるので、参考にしてください。

では、一つずつ見ていきましょう。

刃の材質

洋包丁に使われる主な刃の材質は、以下の通りです。

刃の材質	特徴	おすすめの方
鋼	とにかく切れ味抜群	切れ味重視の方・料理上級者
ステンレス	扱いやすく切りやすい	扱いやすさ重視の方・初心者
セラミック	頻繁に研ぐ必要がない	軽くてお手入れの手軽さ重視の方・初心者
複合材	切れ味よく扱いやすい	切れ味とお手入れの手軽さ重視の方
積層鋼（ダマスカス）	独特な模様がおしゃれ	特別感のあるギフトをお考えの方

それぞれに魅力的な特徴があるので、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

1つずつ見ていきます。

鋼

鋼はステンレスなどの他の材質と比較して炭素を多く含むため、、硬くて切れ味がよく、その持続性も長いのが魅力です。

また、研ぎやすいという利点がある反面、錆びやすいのでこまめなメンテナンスが必要です。

お手入れが苦手な方は避けた方がよいでしょう。

切れ味を重視したい方や料理上級者の方、包丁に手をかけたい方におすすめしたい材質。

ステンレス

ステンレスは錆びにくい性質を持ち、こまめなお手入れの必要がないので、メンテナンスの負担が少ない材質。

ただ、切れにくく研ぎにくいというデメリットもあります。

しかし、心材に鋼を用いるなどして切れ味の良いものも多く出回っているため、そういったものを選ぶようにすれば問題ないでしょう。

お手入れはあまり自信がないけれど、切れ味にはこだわりたいという方におすすめの材質。

セラミック

セラミックの包丁は、軽量で手に負担がかからずお手入れも簡単なのが特徴です。

また、切れ味も鋭く持続性があり、錆びないなどのメリットも。

刃の色が白や黒のセラミックは金属を含んでいないため、錆びにも強く、食材の変色やにおい移りがなく風味を活かすことができるも魅力です。

一方、衝撃に弱く欠けやすい性質を持つため、切る素材の硬さには気を配る必要があるでしょう。

軽くて扱いやすく、メンテナンスも手軽な包丁をお探しの方におすすめの材質です。

複合材

切れ味のよい鋼を使いたいけれど、こまめなお手入れに自身がない、という方におすすめの素材が複合材。

ステンレスの中心に、より硬いステンレス（または鋼）を挟み込んだ構造になっています。

刃先が硬いので切れ味がよく、さらに両側がステンレスのため扱いやすいのが特徴。

積層鋼のダマスカス

おしゃれなビジュアルで人気のダマスカス包丁は、前述した鋼材を何層にも重ねて作られた積層鋼でできています。

その独特の模様は特別感や高級感があり、プレゼントにも最適。

良質な鋼材から作られることが多く、価格も高めです。

柄の材質

洋包丁に使われる主な柄の材質は、以下の通りです。

柄の材質	特徴	おすすめの方
ステンレス	衛生的で耐久性に優れている	長く愛用したい方
木製	温かみがあり手に馴染みやすい	握りやすさ重視の方
樹脂製	軽量でカラーバリエーション豊富	軽い包丁で調理したい方

柄もそれぞれのメリット・デメリットがあるので、自分に一番合ったものを選ぶようにしましょう。

1つずつ見ていきます。

ステンレス

ステンレス製の柄は、洗いやすくて衛生的に使えるのが魅力です。

刃の部分と一体型で繋ぎ目がないため、食材が溝に入り込むこともなくクリーンな状態に保てます。

また、耐久性にも優れているため、同じ包丁を長く使いたい方にはおすすめの材質。

場合によって手が滑りやすいこともあるので、滑り止めが付いていることも注意してチェックしたいポイントです。

木製

木製の柄は、握ったときに触り心地が良く、見た目にも温かみを感じられるのが魅力。

カビが発生しやすいのが難点ですが、刃と柄のつなぎ目の部分に口金が付いたものを選べば問題ないでしょう。

手に馴染みやすく、握りやすい包丁をお探しの方におすすめの材質です。

樹脂製

樹脂製の柄は、なんといっても軽量なのが特徴です。

抗菌加工がされているものや口金付きのタイプを選べば、より衛生的に使うことができます。

また、カラーバリエーションも豊富で、おしゃれなものも多く出回っています。

軽い包丁で楽に調理したいとお考えの方にはおすすめの材質。

刃渡り

洋包丁を選ぶときには、刃渡りをチェックしておくのも大切です。

種類や用途によって、おおよその使いやすい刃渡りが決まってきますが、メーカーによって多少差があります。

キッチンの広さや手の大きさを考慮して、扱いやすいサイズの包丁を選ぶようにしましょう。

【種類別】洋包丁のおすすめ人気16選！

ここでは、洋包丁のおすすめ・人気14選を紹介していきます。

先にも述べた以下の選び方を参考にしています。

• 刃の材質
• 柄の材質

では、種類別に2選ずつ紹介していきます。

三徳包丁のおすすめ

ます最初に、肉・野菜・魚などオールマイティに使える万能包丁「三徳包丁」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
関孫六 匠創 三徳包丁	ハイカーボンステンレス刃物鋼	ステンレス鋼	両刃	165㎜
MISONO(ミソノ) UX10 三徳包丁	‎高純度ピュアステンレス特殊鋼	黒強化木	両刃	180㎜

1. 関孫六 匠創 三徳包丁

鋭い切れ味を持ち、その持続性も優秀な人気のステンレス三徳包丁です。

オールステンレスなので洗いやすく衛生的に保てます。

また、流線形の柄はグリップ感が高く軽量なので疲れにくく、ノンストレスで調理できますよ。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ハイカーボンステンレス鋼	ステンレス鋼	両刃	165㎜

2. MISONO(ミソノ) UX10 三徳包丁

ミソノの人気シリーズUX10の三徳包丁は、鋼と並ぶ切れ味のよさと研ぎやすさが魅力。

木製の柄は手に馴染みやすく、3点で固定されているため安定感があり、コントロールしやすい仕様です。

シンプルなデザインも好感度が高く、親しみやすい三徳包丁。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
‎高純度ピュアステンレス特殊鋼	黒強化木	両刃	180㎜

牛刀のおすすめ

次に、肉を中心に野菜・魚などにも使える万能包丁「牛刀」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
堺一文字光秀 Gライン 牛刀	ステンレス鋼	圧縮合板柄（ツバ付き）	両刃	180～330㎜
堺孝行刃物堺 孝行 VG10 33層 ダマスカス牛刀包丁	ステンレス（VG10 33層）	マホガニー（口金付き）	両刃	180～240㎜

1. 堺一文字光秀 Gライン 牛刀

ステンレス鋼を使用し硬度が高いため、とても刃持ちが良く、一度使ったら手放せない抜群の切れ味を誇る逸品！

切り心地がスムーズなうえ、切り口も美しい仕上がりです。

木製の柄は、ちょうどよい厚みで丸みがあり、手に馴染みやすく安定感抜群。

また、ねばり強く錆びにくく、刃物としての理想的な条件を備えた牛刀と言えるでしょう。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ステンレス鋼	圧縮合板柄（ツバ付き）	両刃	180～330㎜

2. 堺孝行刃物堺 孝行 VG10 33層 ダマスカス牛刀包丁

上質な職人技が細部にまで光るクオリティの高い牛刀です。

見た目の美しさと切れ味の良さに加え、牛刀ならではの万能さが魅力。

重さもあるので出刃として使えるところも優秀です。

マホガニーの温かみのある風合いも心地よく、キッチンに立つのも楽しくなりそうですね。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ステンレス（VG10 33層）	マホガニー(ツバ付き）	両刃	180～240㎜

ペティナイフのおすすめ

次に、果物・野菜の皮むきなど細かい作業に向く小型のナイフ、「ペティナイフ」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
MISONO（ミソノ） UX10 ペティナイフ	ステンレス鋼（高純度ピュアステンレス特殊鋼）	黒強化木（口金付き）	両刃	120㎜・150㎜
正広作MV本焼ペティナイフ	ステンレス鋼（MBS‐26）	アセタール・コポリマー樹脂 抗菌剤入（口金付き）	両刃	120㎜

1. MISONO（ミソノ） UX10 ペティナイフ

伝統あるミソノの、鮮やかな切れ味が心地いいぺティナイフです。

ステンレス鋼なので、錆びにくく研ぎやすいのが嬉しいメリット。

ペティナイフの中でも、特に小回りが利いて扱いやすいのが人気の秘訣です。

細くて手にフィットする軽い柄、飽きのこないデザインも好感が持てます。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ステンレス鋼（高純度ピュアステンレス特殊鋼）	黒強化木（ツバ付き）	両刃	120㎜・150㎜

２．正広作 MV本焼 ペティナイフ

抜群の切れ味と使い勝手のよさをバランスよく兼ね備えたペティナイフです。

肉のような食材も切ることができ、断面も美しい仕上がり。

また、切れ味の持続性に優れているため、お手入れの頻度も負担が少なく楽しく調理できます。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ステンレス鋼（MBS‐26）	アセタール・コポリマー樹脂 抗菌剤入（ツバ付き）	両刃	120㎜

筋引き包丁のおすすめ

次に、肉の筋のカットやブロック解体などに使う細身の「筋引き包丁」を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
MISONO UX10 筋引	ステンレス鋼（高純度ピュアステンレス特殊鋼）	黒合板割り柄（ツバ付き）	両刃	240㎜
堺孝行 筋引 33層ダマスカス V金10号	コバルト合金（V金10号）・ステンレス	積層強化木	両刃	240㎜

1. MISONO UX10 筋引

ペティナイフでも紹介しましたが、ミソノのUX10シリーズは、プロ用の最高峰包丁でありながら、初心者～中級者でも充分に使いこなせる包丁です。

切れ味の良さはもちろんのこと、研ぎやすく、メンテナンスしやすいところが愛される理由。

刃渡り240㎜で、一般家庭でも扱いやすいサイズの筋挽き包丁です。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ステンレス鋼（高純度ピュアステンレス特殊鋼）	黒合板割り柄（ツバ付き）	両刃	240㎜

2. 堺孝行 筋引 33層ダマスカス V金10号

見た目の美しさに加え、抜群の切れ味と持続性が特徴のダマスカスの筋引。

肉などの素材が包丁から剝がれやすく、調理がスムーズに運びます。

また、重みがあるため、ストレスなく快適な押切りが可能。

心材にV10、外材は柔らかいステンレスを使用しているため、研ぎやすくお手入れしやすい作り。

切れ味、使い心地、そして見た目にもこだわりたい方におすすめできる包丁です。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
コバルト合金（V金10号）・ステンレス	積層強化木	両刃	240㎜

洋出刃包丁のおすすめ

次に、骨付き肉やカニなど堅いもののカットに向く丈夫な厚口牛刀、「洋出刃包丁」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
MISONO モリブデン鋼 洋出刃	ハイカーボン高級13クロム・ステンレス・モリブデン鋼	黒強化木	両刃	165㎜
正広作 ローズ包丁 洋出刃	日本鋼	天然木（ローズ）	両刃	210㎜、240㎜、270㎜

1. MISONO モリブデン鋼 洋出刃

シンプルなデザインが人気のミソノの洋出刃包丁。

高級ステンレスを使ったこのシリーズは、錆びにくく切れ味も抜群です。

また、刀身と一体型のツバなので汚れがたまることもなく衛生的。

刃も欠けにくいため、魚のあらなども気兼ねなく切ることができます。

適度な重さで使い心地もよく、扱いやすい洋出刃包丁をお探しの方にもおすすめ。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ハイカーボン高級13クロム・ステンレス・モリブデン鋼	黒強化木	両刃	165㎜

2. 正広作 ローズ包丁 洋出刃

純日本鋼を使用し、切れ味に特化した本格的な洋出刃包丁です。

プロ仕様ではありますが、一般家庭でも料理上級者の方や切れの良さを重視したい方にはおすすめ。

メンテナンスをしっかりと行うことで、長く愛用することができます。

また、天然木のハンドルは温かみがあり、使い込むほどフィット感がでてきます。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
日本鋼	天然木（ローズ）	両刃	210㎜、240㎜、270㎜

骨スキ包丁のおすすめ

次に、骨付き肉の肉を切り剥がすときに便利で刃こぼれしにくい「骨スキ包丁」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
MISONOモリブデン鋼 骨スキ包丁	モリブデン鋼（ハイカーボンステンレスモリブデン鋼）	黒強化木	片刃	145㎜
堺一文字光秀 8A-N 骨スキ 角型	ステンレス鋼（8A鋼）	エンジニアリングウッド（ツバ付き）	片刃	145㎜

1. MISONOモリブデン鋼 骨スキ包丁

高級ステンレスを使った錆びにくいミソノの骨スキ包丁。

刃とツバが一体型になっているのが特徴的で、衛生的に保つことができます。

切れ味がよく耐久性も備えており、理想的な包丁と言えるでしょう。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
モリブデン鋼（ハイカーボンステンレスモリブデン鋼）	黒強化木	片刃	145㎜

2. 堺一文字光秀 8A-N 骨スキ 角型

錆びにくく研ぎやすいステンレス鋼を使用しているため、扱いやすく一般家庭にも向く骨スキ包丁です。

鋭い切れ味と持続性が特徴で、肉の解体も楽々。

また、口金付きで清潔に保つことができます。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ステンレス鋼（8A鋼）	エンジニアリングウッド（ツバ付き）	片刃	145㎜

ガラスキ包丁のおすすめ

次に、鳥を骨ごとさばくのに適した厚く幅広い刃が特徴の「ガラスキ包丁」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
堺孝行 日本鋼(ツバ付)ガラスキ	日本鋼	ポム樹脂	片刃	180㎜
MISONO（ミソノ）スウェーデン鋼 ガラスキナイフ	ハイカーボン高純度工具鋼	黒強化木	片刃	180㎜

1. 堺孝行 日本鋼(ツバ付)ガラスキ

堺孝行の中でも最もポピュラーなシリーズ、日本鋼を使ったガラスキ包丁。

美しく非常に強靭な刃を持つため、欠けを心配することなく扱うことができます。

重さがありますがバランスよく握れるうえ、刃先を利用した細かい作業もでき、使い勝手に優れています。

メンテナンスをこまめに行うことで、愛着のわく上質な包丁。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
日本鋼	ポム樹脂	片刃	180㎜

2.  MISONO スウェーデン鋼 ガラスキナイフ

熟練した匠の技で一本一本丁寧に手打ち鍛造されており、スウェーデン鋼の持ち味が存分に発揮されたガラスキ包丁です。

刃持ちがよく、鋭い切れ味で軟骨などもストレスなくカットできます。

しっかりとお手入れをしていけば、使い込むほど味わい深い刃に。

長く愛用したくなる包丁です。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
ハイカーボン高純度工具鋼	黒強化木	片刃	180㎜

パン切り包丁のおすすめ

次に、柔らかいパンも潰さずカットできる長く薄い包丁、「パン切り包丁」のおすすめ2選を紹介します。

商品名	刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
関孫六 若竹パン切り包丁	高炭素ステンレス鋼・ステンレス鋼	ポリプロピレン	片刃	210㎜
龍泉刃物 フェリーチェ・レガロ マイカルタ柄 パン切り	VG10・ステンレス三層鋼	ブラックマイカルタ	片刃	180㎜

1. 関孫六 若竹パン切り包丁　

細かい波刃で、柔らかい食パンも硬いバケットも簡単にカットできます。

カット面も美しく、長さも最適な使い心地。

ステンレス鋼を使用しているため、錆びにも強くメンテナンスも手軽なパン切包丁です。

また、スポンジでは洗いにくいのが波刃のデメリットですが、こちらは食洗機にも対応しているので、洗浄のストレスがないのも嬉しいポイント。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
高炭素ステンレス鋼・ステンレス鋼	ポリプロピレン	片刃	210㎜

2. 龍泉刃物 フェリーチェ・レガロ マイカルタ柄 パン切り

イタリア語で“幸せな贈り物”を意味する名前を持つこの包丁は、見た目もすっきりとエレガントな美しさでギフトにも最適です。

心材のVG10鋼とその外側に施されたステンレス鋼により、切れ味の持続性と錆びにくさを実現。

パンの形を崩すことなく、カット面も美しく仕上がります。

また、パンくずが出にくいよう工夫された波刃も嬉しいポイント。

マイカルタの柄も、強さのある材質で耐水性に優れ、衛生的に扱えます。

刃の材質	柄の材質	形状	刃渡り
VG10・ステンレス三層鋼	ブラックマイカルタ	片刃	210㎜

包丁はどこで買うのがおすすめ？

野菜を切るのならば薄刃包丁や菜切り包丁、魚を捌くのであれば出刃包丁、包丁を買うときは、それぞれの用途に合わせて選ぶことがポイントです。

KOHNOは、創業140年以上の歴史が紡ぐ確かな目利と、あらゆる種類や分類の包丁が揃っているので、用途に合わせて選ぶことが出来ます。

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洋包丁の種類を知って用途に合わせて使いこなしましょう！

いかがでしたか？

洋包丁の種類と用途を徹底解説しました。

本記事の要点をまとめると以下の通りです。

• 洋包丁には様々な種類がありそれぞれの用途がある
• 洋包丁を選ぶときには刃の材質・柄の材質・刃渡りをチェック

用途に合った包丁を選んで使うことで、いつもの料理がより効率良くより美しくなります。

自分のニーズに合った洋包丁を使いこなして、ワンランク上の楽しい食卓を演出しましょう！