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これからサウナを開業、または設置しようと思っている方で、サウナストーブをお探しの方もいるのではないでしょうか。

しかし、どのメーカーを選べばいいか迷っている方も多いと思います。

今回は、サウナストーブ界の巨匠たちを徹底解剖。

国内外の有名メーカーの紹介から、あなたにぴったりのストーブの選び方まで、解説します。

サウナストーブ(ヒーター)とは?

サウナストーブ(ヒーター)は、サウナ室内の温度を上げるための装置で、主に電気式、薪式、ガス式の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

サウナストーブは、サウナ体験の質を左右する重要な要素で、適切な出力と機能を持つものを選ぶことが大切です。

多くのメーカーがロウリュ(水をかけて蒸気を発生させる)機能を備えたサウナストーブを展開しており、温度調節や遠隔操作などの機能を持つものもあります。

安全性と効率性を考慮し、定期的なメンテナンスや適切なタイミングでの交換が推奨されるので、交換をお考えの方もぜひ参考にしてください。

▶︎サウナストーブ(ヒーター)を交換するタイミングについてはこちら

サウナストーブ(ヒーター)の種類

サウナストーブの種類と特徴

サウナストーブ(ヒーター)には主に3つの種類があり、それぞれに特徴があります。

サウナの設置場所や使用目的、好みに応じて最適なタイプを選ぶことが重要です。

以下、電気式、薪式、ガス式の各タイプについて詳しく解説します。

サウナストーブ(ヒーター)の種類

・電気式
・薪式
・ガス式

電気式

※画像指示
下記の内容についてまとめた画像を作成していただけると、読者もそれぞれの違いがわかりやすいかと思います。

電気式サウナストーブは、最も一般的で使いやすいタイプです。

電気ヒーターで石を加熱し、サウナ室内の温度を上げます。

設置が容易で、温度管理が正確にできるのが特徴で、100Vと200Vの2種類があり、200V型の方がより高温を出せます。

多くの製品がロウリュ機能を備えており、水をかけて蒸気を発生させることができるでしょう。

安全性が高く、タイマーや温度調節機能付きの製品も多いため、家庭用や小規模施設に適しています。

ただし、電気代がかかるのがデメリットです。

◼️電気式サウナストーブの特徴まとめ

・設置しやすい
・温度管理が正確
・家庭用や小規模施設に適している
・電気代がかかるのがデメリット

薪式

※画像指示
下記の内容についてまとめた画像を作成していただけると、読者もそれぞれの違いがわかりやすいかと思います。

薪式サウナストーブは、最も伝統的なタイプで、本格的なサウナを楽しめます。

薪を燃やして石を加熱するため、高温を出すことができ、独特の香りや雰囲気を楽しめます。

主に屋外サウナで使用され、自然との一体感を味わえるのが魅力です。

しかし、薪の準備や火の管理、温度調整に手間がかかり、使用するには慣れていないといけません。

また、煙突の設置が必要なため、設置場所に制限があります。

燃料費は比較的安いですが、初期投資が高くなる傾向があります。

◼️薪式サウナストーブの特徴まとめ

・高温が出せる
・薪の準備や火の管理に手間がかかる
・煙突の設置が必要
・初期投資が高くなる

ガス式

※画像指示
下記の内容についてまとめた画像を作成していただけると、読者もそれぞれの違いがわかりやすいかと思います。

ガス式サウナストーブは、プロパンガスや都市ガスを燃料として使用します。

電気式と比べて立ち上がりが速く、高温を出しやすいのが特徴で、温度調節もしやすく、ランニングコストは電気式より低くなる傾向があります。

主に大型の商業施設や温浴施設で使用されることが多く、家庭用としてはあまり一般的ではありません。

設置には専門知識が必要で、ガス配管工事や定期的な点検が必要となります。

安全面での配慮も重要で、定期的に換気する必要があります。

◼️ガス式サウナストーブの特徴まとめ

・電気式よりも立ち上がりが速い
・温度調整がしやすい
・大型の商業施設や温浴施設向き
・設置には専門知識が必要
・定期的に換気を行う必要がある

サウナストーブ(ヒーター)の選び方

サウナストーブの選び方

サウナストーブ(ヒーター)の選び方は、個人の好みや使用環境によって大きく異なります。

以下では、熱源の種類、出力と部屋の広さ、機能性、価格の観点から、最適なサウナストーブを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

サウナストーブ(ヒーター)の選び方

・熱源の種類で選ぶ
・出力と部屋の広さで選ぶ
・機能性で選ぶ
・価格で選ぶ

熱源の種類で選ぶ

上記でも紹介した通り、サウナストーブの熱源は、主に電気、薪、ガスの3種類があります。

熱源の種類

・電気式
 →設置が容易で使いやすく、温度管理が正確にできるため、家庭用や小規模施設に適しています。
・薪式
 →伝統的な本格サウナ体験を楽しめますが、管理に手間がかかります。主に屋外サウナに使用されます。
・ガス式
 →立ち上がりが速く高温を出しやすいですが、設置に専門知識が必要で、主に大型施設で使用されます。

上記のような特徴を正しく理解し、使用目的や設置場所に応じて最適な熱源を選びましょう。

出力と部屋の広さで選ぶ

サウナストーブの出力は、サウナ室の広さに合わせて選ぶことが重要です。

一般的な目安として、サウナ室の床面積1㎡あたり1kWの出力が必要とされています。

例えば、4㎡のサウナ室であれば、4kW程度の出力のストーブが適しています。

ただし、天井の高さや断熱性能、窓があるかないかなども考慮しないといけません。

出力が不足すると十分な温度が出ず、逆に高すぎるとエネルギーの無駄遣いになります。

メーカーの推奨値を参考にしつつ、適切な出力のストーブを選びましょう。

機能性で選ぶ

サウナストーブの機能性は、快適なサウナを楽しめるかどうかに関わる重要な要素です。

サウナストーブの機能

・温度調節機能
・タイマー機能
・ロウリュ機能
・過熱防止機能
・自動電源オフ機能

基本的な機能としては、温度調節機能やタイマー機能があります。

より高機能な製品では、スマートフォンアプリによる遠隔操作や、自動温度管理機能を備えているものもあります。

また、ロウリュ機能(水をかけて蒸気を発生させる機能)があるかないかも重要なポイントです。

さらに、安全機能として、過熱防止機能や自動電源オフ機能なども考慮しないといけません。

自分のニーズに合った機能を持つストーブを選びましょう。

価格で選ぶ

サウナストーブの価格は、熱源の種類や機能、ブランドによって大きく異なります。

一般的に、電気式は比較的安価で、家庭用の小型モデルなら10万円前後から購入できます。

一方、薪式やガス式、高機能な電気式モデルは、数十万円から100万円以上する場合もあるでしょう。

価格を検討する際は、初期費用だけでなく、電気代や燃料費などのランニングコストも考慮することが重要です。

また、耐久性や保証期間、アフターサービスの充実度なども価格に見合っているか確認しましょう。

サウナストーブ(ヒーター)のおすすめメーカー

サウナストーブ(ヒーター)を取り扱っているメーカーは、国内外にあります。

ここでは、サウナストーブのおすすめメーカーを海外と国内に分けて紹介していきます。

サウナストーブ(ヒーター)のおすすめメーカー

▶︎海外のおすすめメーカーを見る
▶︎国内のおすすめメーカーを見る

海外のサウナストーブおすすめメーカー

まずは、海外のサウナストーブおすすめメーカーを見ていきましょう。

メーカー熱源の種類主な特徴
HUUM電気式– デザイン性の高いストーブ
– スマート機能搭載
– 環境に配慮した製造プロセス
薪式– 伝統的なサウナ体験を提供
– HIVEシリーズが人気
HARVIA電気式– 幅広い製品ラインナップ
– 高品質で信頼性が高い
– 温度制御が正確
薪式– 伝統的な高温サウナ体験が可能
– Legend シリーズが有名
コンビネーション– 電気式と薪式の両方の機能を持つ
MISA電気式– コンパクトでデザイン性が高い
– 日本市場向けにPSEマーク取得
– ステンレス製で耐久性が高い

HUUM/エストニア

画像出典:HUUM

HUUMは、エストニアの先駆的なサウナストーブメーカーです。

HUUMの特徴

・洗練されたデザインと最新技術の融合
・スマートテクノロジーを活用した製品開発
・環境に配慮した製造プロセス

HUUMは、伝統的なサウナ文化と革新的なデザインを組み合わせることで知られています。

サウナストーブは、美しい外観と高性能を兼ね備えており、特にスマート機能を搭載したモデルが人気です

環境への配慮も重視しており、リサイクル材料の使用や省エネ設計など、持続可能性を意識した製品開発を行っています

HARVIA/フィンランド

画像出典:HARVIA

HARVIAは、フィンランドに本社を置く世界的に有名なサウナストーブメーカーです。

HARVIAの特徴

・世界シェア1位を誇る老舗メーカー
・幅広い製品ラインナップ
・高品質で信頼性の高い製品

1950年代に創業したHARVIAは、長年の経験と技術力を活かし、高品質な電気式サウナストーブを中心に多様な製品を展開しています。

HARVIAの製品は温度制御が正確で、最大110℃までの高温設定が可能です。

また、多くの製品がロウリュ機能を備えており、本格的なサウナを楽しむことができます。

MISA/フィンランド

画像出典:泉興産

MISAは、フィンランドのサウナストーブメーカーで、コンパクトでデザイン性の高い電気式サウナストーブを製造しています。

MISAの特徴

・日本でも人気が高い
・コンパクトでデザイン性の高い製品
・PSEマーク取得済みの安全性の高い製品

MISAの製品は、特に小型のサウナルームに適しており、デザイン性と機能性を両立しています。

日本市場でも人気が高く、PSEマーク(電気用品安全法の安全基準適合マーク)を取得した製品を提供しています。

錆びにくいオールステンレス製の製品が多く、ON/OFFスイッチや温度調節、タイマーの設定機能など、使いやすさにも配慮されたサウナストーブです。

国内のサウナストーブおすすめメーカー

次に、国内のサウナストーブおすすめメーカーを見ていきましょう。

メーカー熱源の種類主な特徴
ブロスサウナ電気式– フィンランド式サウナストーブ
– PSE認証取得
– ロウリュ可能
METOS電気式– 高い機能性と心地よさを兼ね備えた製品
– PSE適合品
– ロウリュ機能付き
DAICHI薪式– 炎が見えるサウナストーブ
– アウトドア環境に適した設計
– ロウリュ可能

ブロスサウナ

画像出典:ブロスサウナ

ブロスサウナは、フィンランド式サウナを日本で楽しめるよう独自開発したサウナストーブを提供しています。

ブロスサウナの特徴

・日本で安全に使用できるよう、ひし形PSE認証を取得
・自宅でロウリュが可能
・サウナの大きさに合わせた複数規格(4.5kW/6kW/9kW(三相))を提供
・TUV認証機関(ドイツに本部を置く世界的認証機関)の認定を受けている

ブロスサウナは、フィンランド式の電気サウナストーブを展開しています。

4.5kW、6kW、9kWの3種類の出力モデルがあり、全てロウリュ可能です。

ひし形PSE認証を取得しており、日本国内で安全に使用できます。

温度範囲は最大110℃まで対応し、タイマー機能も搭載しています。

METOS

画像出典:METOS

METOSは、1947年に設立された日本の老舗サウナメーカーです。

METOSの特徴

・高い機能性と心地よさを兼ね備えたプライベートサウナを提供
_「クリマ」「モリス」の2タイプのサウナを展開
・PSE適合品で安全性が高い
・ロウリュ機能付きのサウナストーブを提供

METOSは、日本の老舗サウナメーカーで、電気式サウナストーブを提供しています。

PSE適合品で安全性が高く、ロウリュ機能付きのモデルを展開。

調光式LED照明や調整可能な給水システムなど、快適なサウナ体験を重視した機能を備えています。

DAICHI

画像出典: DAICHI

DAICHIは、アウトドアフィールドの開発・運営を行う会社で、オリジナルのサウナ室「サ室」を販売しています。

DAICHIの特徴

・炎が見えるサウナストーブを採用
・ロウリュが自由に楽しめる設計
・アウトドア環境に適したサウナ体験を提供
・独自のデザインと機能性を重視

DAICHIは、炎が見えるタイプのサウナストーブを展開しています。

薪式で、天板のどこに石を置いても均等に温まる原理と火の粉が出ない原理で設計されています。

ロウリュが自由に楽しめる設計になっており、アウトドアな場面でもサウナを楽しみやすいです。

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サウナストーブは比較検討して選ぼう

この記事では、サウナストーブの選び方から、国内外のおすすめメーカーを紹介してきました。

国内外にサウナストーブのメーカーはいくつもありますが、それぞれ特徴が異なります。

設計する予定のサウナ、またはすでにあるサウナの広さや用途なども考慮して、サウナストーブを購入するようにしましょう。

購入してから後悔しないためにも、いくつかのメーカー、そして商品を比較検討することをおすすめします。

サウナ設置や製品購入については、
お気軽にお問い合わせください。

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