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これからサウナを購入、導入予定の方で、既存のサウナではなくオーダーメイドで作成したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、サウナはオーダーメイドで作成することも可能です。

しかし、どのような準備をもとにサウナを設計してもらえばいいのかわからないと、話が進みません。

そこでこの記事では、サウナの設計ということについて解説していきます。

設計してもらうためにまず行うことや注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

サウナはオーダーメイドで作れる?

サウナはオーダーメイドで作ることができます。

オーダーメイドサウナを選ぶことで、設置場所に合わせた外観デザインや使いやすい室内レイアウトを実現できます。

既製品と比べて初期費用は高くなりますが、自分の好きなようにカスタマイズされたサウナを作ることが可能です。

納期は既製品より長くなりますが、個性的で充実したサウナを手に入れられるのが魅力です。

専門商社に依頼すれば、0から設計・デザインを行う完全オーダーメイドのサウナ制作も可能で、法律面や電気工事のサポートも受けられます。

サウナを設計するためにまず行うこと

サウナを設計するまで

サウナを設計するためにまず行うことは、目的や予算、ニーズを明確にすることです。

これらの要素を考慮しながら、以下の3つの重要なポイントについて検討を進めていきます。

サウナを設計するためにまず行うこと

・サウナの種類の選定
・サイズと収容人数の決定
・設置場所の検討

サウナの種類の選定

サウナの種類を選ぶことは、設計の基礎となる重要なステップです。

乾式サウナ、湿式サウナ、フィンランド式サウナなど、様々なタイプがあります。

乾式サウナは高温低湿で、湿式サウナは低温高湿という特徴があります。

また、遠赤外線サウナは体への負担が少なく、家庭用として人気です。

目的や好みに合わせて選択し、それぞれの特性を考慮して設計を進めることが大切です。

▶︎サウナの種類について詳しく見る

サイズと収容人数の決定

サウナのサイズと収容人数は、利用目的や設置場所によって決定します。

家庭用の場合は1〜2人用が一般的ですが、商業施設では多くの人数が収容可能な大型サウナも考えられます。

サイズを決める際は、快適な利用空間を確保するため、一人あたりの必要面積や天井高さなども考慮しましょう。

また、サウナストーブの大きさや換気設備のスペースも計算に入れる必要があります。

設置場所の検討

サウナの設置場所は、建物の構造や利用のしやすさを考慮して決定します。

屋内の場合、浴室や脱衣所に隣接させると便利です。

屋外設置の場合は、プライバシーや天候の影響を考慮する必要があります。

また、電気や水道の配管、換気設備の設置可能性も重要なポイントです。

さらに、サウナ後の水風呂や休憩スペースの配置も同時に検討し、効率的で快適な動線を確保することが大切です。

サウナを設計してもらうための準備

サウナを設計してもらうための準備として、まず具体的なイメージを固めることが重要です。

自分が理想とするサウナ体験を明確にし、必要な要素を洗い出すことで、設計者とのコミュニケーションがスムーズになります。

以下の3つのステップを踏むことで、効果的な準備を進めることができます。

サウナを設計してもらうための準備

・必要な設備を書き出す
・参考となる既存のサウナを探す
・サウナを設計してくれる業者を探す

必要な設備を書き出す

サウナ施設に必要な設備を具体的に列挙することから始めましょう。

サウナの基本的な設備

・サウナ室
・水風呂
・シャワー
・脱衣所
・休憩スペース

基本的な設備としては、上記が挙げられます。

サウナ室の種類(乾式、湿式、フィンランド式など)や収容人数によって必要な設備が変わってくるため、目的に合わせて検討しましょう。

また、業務用の場合は受付カウンター、トイレ、バックヤード、機械室なども忘れずに計画しないといけません。

さらに、サウナストーブをどれにするかということや換気設備、温度管理システムなどの技術的な側面も考慮に入れる必要があります。

参考となる既存のサウナを探す

理想のサウナをイメージするために、既存のサウナ施設を参考にすることは非常に有効な方法です。

サウナ検索サイト「サウナイキタイ」などを活用して、自分の好みや目的に合ったサウナを探してみましょう。

実際に足を運んで体験することで、空間の雰囲気や設備の使い勝手、顧客の動線などを直接確認できます。

また、サウナによく通う人の意見や評価を参考にすることで、自分では気づかなかった視点に気づけるかもしれません。

これらの情報を基に、自分のサウナに取り入れたい要素をリストアップしていきます。

サウナを設計してくれる業者を探す

サウナの設計と施工を依頼する業者を選ぶ際は、サウナに特化した専門知識と経験を持つ業者を探すことが重要です。

一般的な建築業者ではなく、サウナ専門の設計・施工業者を選ぶことで、より質の高いサウナを実現できる可能性が高まります。

業者選びのポイント

・過去の施工実績
・クライアントの評価
・提案力、設計力
・脱衣所
・休憩スペース

また、サウナの設計だけでなく、法律面や電気工事のサポートまで一括して対応できる業者を選ぶと、プロジェクト全体がスムーズに進行する可能性が高くなります。

サウナを設計してもらうのにかかる費用

費用の目安

サウナの設計費用は、規模や仕様によって大きく変動しますが、一般的な内訳を紹介します。

サウナを設計してもらうのにかかる費用

・設計料は総工費の8~10%程度
 →60坪のサウナ施設の場合、約860万~1,200万円
・内装工事費は坪単価180~200万円
 →60坪なら1億800万~1億2,000万円程度

設計料は総工費の8~10%程度で、60坪のサウナ施設の場合、約860万~1,200万円が目安となります。

内装工事費は坪単価180~200万円で、60坪なら1億800万~1億2,000万円程度です。

ただし、家庭用のサウナか商業施設のサウナかということや、サウナの規模、仕様によって大きく変動するため、詳細な見積もりが必要です。

設計してもらうサウナの大きさや設備によって、設計費用が異なると覚えておきましょう。

実際のサウナ設計例

ここでは、実際にサウナの設計図がどのようなものなのか見てみましょう。

画像出典:テクノライズコム

上記が実際の設計図です。

サウナの建設は、上記のように綿密に作成された詳細な設計図に基づいて行われます。

このような図面には、サウナ室の寸法、壁や床の構造、断熱材の配置、サウナストーブの位置、換気システムの配管、電気配線の経路など、あらゆる要素が精密に記載されています。

こうした綿密な設計と施工の連携により、安全で快適なサウナ空間が実現されるのです。

サウナを設計してもらう時に注意すること

サウナを設計してもらう際には、費用面や法的規制、設置場所の特性など、様々な要素を考慮する必要があります。

以下の3つのポイントは、サウナ設計を依頼する際に特に注意すべき重要な事項です。

サウナを設計してもらう時に注意すること

①設計費は工事の有無に関わらず発生する
②設置場所の構造的な制約も考慮する
③建築基準法や消防法などを確認する

設計費は工事の有無に関わらず発生する

サウナの設計を依頼する際、設計費用は工事の実施有無に関わらず発生することを理解しておく必要があります。

設計には専門的な知識と時間が必要であり、その過程で建築基準法消防法などの法規制への適合性の確認、設備の配置計画、材料の選定なども行われます。

また、設計図面は施工業者への指示書としても機能し、工事の質や効率にも影響を与えるのです。

したがって、設計費用は単なる図面作成の費用ではなく、工事全体に重要なものとして捉えるべきです。

設置場所の構造的な制約も考慮する

サウナの設置場所を決める際には、建物の構造的な制約を十分に考慮する必要があります。

サウナは高温多湿の環境を作り出すため、建物への負荷が大きくなります。

既存の建物にサウナを設置する場合はここに注意

・床の耐荷重性や防水性
・壁や天井の断熱性能
・換気システム設備を設置する可能性

特に既存の建物にサウナを設置する場合、上記を詳細に検討する必要があります。

また、水道や電気の配管・配線の位置や容量も確認が必要です。

これらの制約を無視すると、建物の損傷や安全性の低下、法規制違反などのリスクが生じる可能性があります。

したがって、設計者と綿密に協議し、構造的な制約を踏まえた上で最適な設置場所と設計を決定することが重要です。

建築基準法や消防法などを確認する

サウナの設計と施工には、建築基準法消防法をはじめとする様々な法規制が適用されます。

これらの法規制は安全性や衛生面を確保するために設けられており、遵守は必須です。

建築基準法で定められていること

・構造強度の基準
・防火性能の基準
・換気設備の基準

消防法で定められていること

・火災予防
・避難経路の確保

それぞれの法令では、上記のようなことが定められています。

さらに、公衆浴場法や保健所の規制なども関係してくる場合があります。

これらの法規制は地域によって異なる場合もあるため、設計者や施工業者と協力して、該当する全ての法規制を確認し、適切に対応することが重要です。

法規制を無視して設計や施工を行うと、開業後のトラブルや行政処分のリスクをあるため、慎重に対応するようにしましょう。

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サウナの設計には空気の循環や排気にも配慮しよう!

この記事では、サウナの設計について解説してきました。

サウナはオーダーメイドで作成することができ、自分好みにカスタマイズされたサウナを作ることができます。

そのサウナを設計するためには、さまざまな要素を考慮する必要があり、そこには空気の循環や排気などの換気設備も含まれます。

サウナを利用する人にとって利用しやすいサウナを設計し、満足度の高いサウナを作りましょう。

▶︎サウナの換気設備について詳しく見る

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